夏の算数 特効薬 処方します!ドクター講師の診療メール 【vol.234】



第234号 2015-07-04

メインコンテンツ

夏の算数 特効薬 処方します!ドクター講師の診療メール

お知らせコンテンツ

プロ講師による電話無料相談のお知らせ(直通ホットライン)
資料請求

毎日暑いですね。

こんな当たり前のことを敢えて口に出したくなるほどの
連日の猛暑です。

今も、コンビニに冷凍ボトルを買いに行き、
売り切れているのにショックを受けて戻ってきたところ。

お子さまの水分補給にもくれぐれもお気をつけくださいませ。

さて、本題に入る前にFacebookのお知らせです。

最近メルマガが間遠になってしまって申し訳ございません!
その分、せっせとFacebookを軌道に乗せておりました。

ようやく稼働しはじめましたので、
ぜひぜひご覧くださいませ。

受験ドクターのFB(フェイスブック)はこちら

「いいね」を押していただけると嬉しいです!

さて、本日は、8月に入ったこの時期に
ちょっと迷いが生じているご家庭に向けて、
夏の算数の特効薬を処方いたします!

今回のインタビューは、
早稲田アカデミーで大人気講師だったところを
受験ドクターにお招きした、
E先生です!

夏の算数 特効薬 処方します!

春野 E講師先生は、県立高校からストレートで東京大学に入られたのですが、
   学生時代は、さぞお勉強ができたんでしょうね。

E講師 ええ、できましたねえ。勉強で苦労したのは、
   大学に入ってから。
   ああ、できないって、こういうことなんだな、と。

春野 大学入ってから遊びまくってたからじゃないんですか?笑 

E講師 いやいや。元があって積み上げるタイプでしたから、
   初めてのことばかりで苦労しました。

春野 苦労といえば、今、夏真っ盛りのなか、
   多くの中学受験生さんたちが、
   行き詰まっているのかもしれません。

E講師 話が飛びましたね・笑

春野 ここからが本題なのでございます、その前が前振りで・笑
   さて、今、算数で行き詰まっているお子さんが
   いらっしゃるかもしれないと言いましたが、
   そうですよね?

E講師 そうですね。
   正確に言えば、『今』と『お盆明け』のそれぞれで、
   行き詰まるお子さんが出ます。
   『今』行き詰まるお子さんは、
   夏前にやるべきことのはっきりしていないままに
   夏期に突入したお子さん。
   『お盆明け』に行き詰まるお子さんは、
   無茶な計画を立てて、疲れが出てしまったお子さんです。

春野 なるほど。
   いつ行き詰まるかで、夏の過ごし方がわかるんですね。

E講師 そうなんですよ。
   でも、いつ行き詰まっても、結局やることは一つなんです。

春野 夏の算数風邪の特効薬が一つ、ということですね。
   その特効薬とは?

E講師 各学年、それまでの学習内容の全体構成を把握すること、
   どんな履修単元があったか、
   テキストを見て、振り返ること、
   そして、それぞれの単元の基本の考え方、
   すなわち『根本原理』を押さえていくこと。

   夏期講習のテキストは、
   まさしく履修単元の総復習となっているはずです。
   そして、
   集団塾の夏期講習というのは、
   履修単元ですから、
   基本的な考え方は教えず、
   ひたすら問題演習なんです。

   その問題演習に至るまでの
   『根本原理』、基本の考え方や公式の成り立ちは、
   集団塾の夏期講習では、一切扱わない。
   そこを
   家庭学習でしっかり押さえていくこと。

   これが、夏の算数バテを防ぐ特効薬なんですね。

春野 それを毎日するのでしょうか?

E講師 いえいえ、日々の講習の復習でおそらくいっぱいいっぱいでしょうから、
   毎日は到底、無理です。
   講習のない日にまとめて全体を確認し、
   隙間時間を使って、
   1単元、1単元、『根本原理』を
   上手につぶしていきましょう。

   このとき、気を付けてほしいのが、
   応用問題にまで手をつけないこと。

   本当の基本の考え方のみを確認して、
   それを確認できる簡単な例題を一題解くにとどめましょう。

春野 なるほど。
   単元表を作って、終わったら、線を引いて消していけば、
   達成感もありますね。

E講師 大切なのは、続けることです。
   今、夏期講習疲れで行き詰まっているなら、
   まずは、一度やってみると
   精神的にも落ち着きますからね。

   ただ、忘れないでください。

   『根本原理』って、いきなり学ぶよりも、
   一旦授業で解き方を習って、
   なんとなく解法のイメージがついてから
   改めて学ぶことで、
   しっかりイメージできるようになるんです。
    
   ですから、履修単元のみを扱う夏期講習は、
   『根本原理』の復習にうってつけなんですね。

春野 なるほど。
   それは、受験を控えた6年生にもあてはまりますか?

E講師 そうですね。
   6年生は、『根本原理』の使い方を学ぶ時期です。
   入試問題は『根本原理』と『根本原理』の組み合わせで
   作問されています。
   ですから、解法の組み合わせ方を体験するために、
   多くの問題にあたってください。
   その際、1問に時間をかけず、
   わからなかったら、
   サクッと解答を見て、
   考え方の組み合わせ方を確認する、という学習法をしましょう。
   解く、というより、
   解法の考え方を知る、という勉強ですね。

春野 なるほど。
   5年生以下は、
   夏期講習のテキストで履修単元の全体をつかみ、
   一つ一つの単元の『根本原理』を学びなおす、
   6年生は、
   その学んだ『根本原理』の使われ方を、
   問題の解答を通して、知る。

   やるなら、今!ですね。

E講師 どこかの予備校講師みたいなことを・笑
   でも、本当にやるなら、『今から』スタートしましょう。
   早ければ早いだけ、秋からの実力テストで差が現れます。

春野 早速、役立つアドバイスをありがとうございました!


中学受験ドクターでは、会員のみなさまにお役にたつ情報をこれからも配信してまいります。
こんなことが知りたい、聞きたい!ぜひリクエストください。
そして中学受験に関するお悩み、ご質問はプロ講師による電話相談(無料)をご活用ください!
ドクターは、中学受験をとおして、子どもたちの未来づくりのお手伝いをしています。