中学受験 スピードを上げる 設問処理の方法 ~国語編~【vol.226】



第226号 2014-09-18

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スピードを上げる 設問処理の方法 〜国語編〜

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先週、テストの成績で
ご家庭は喜んだり沈んだり、
というようなお話をしたかと思います。

成績に一喜一憂するのは当たり前。
願わくは、その結果を正しく分析して、
合格に必要な力を見極めて、
課題として抽出してほしい。

そして、通常の学習時間の20%は、
その課題克服に充ててほしい。

ご家庭の力でできる部分と
プロの力を借りる部分。

受験ドクターでは、創業以来、
無料の学習相談を承っています。

営業、勧誘、一切ございません。
名乗りたくなければ、名乗っていただかなくても結構。
それでも相談はできます。

なぜそんなことを?
お宅にとってなんの得になるの?
実は勧誘するんでしょ?

いえいえ、
受験ドクターは今でこそ多少の知名度はあるものの、
まだまだ無名の塾でございます。

一人でも多くのご家庭のお役に立つことで、
受験ドクターの名前を強く記憶していただき、
お役に立つことで良い印象をもっていただければ
まことに本望でございます。
(ほとんどボランティアですね・汗)

一度
ご活用いただき、課題の洗い出しにご活用ください。

さて、今回は、先週お約束したとおり、
国語の設問処理の方法についてのお話です。

多くの親御様を苦しめてきた、
「ウチの子、解くのが遅い!
読むスピードが足りない!」
というお悩みに対する回答です。

受験ドクターでは、毎週各大手集団塾のサポートをしております。
ぜひご活用いただき、中学受験を楽しく成功させてくださいませ。

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設問処理で解くスピードを上げる
〜国語〜

読むスピードは、その子が理解できるスピードで。
ただし、時間は意識させ、前向きな読みで。
そのうえで、
「読む」スピードではなく、
「解く」スピードこそ大切。

先週の内容でした。

では、
「解く」スピードを上げるには、
どうすればよいのでしょうか。

これが、今回のお話です。

■□ 時間配分 □■

国語において、
時間配分はとても大切。

ついつい大問一に夢中になって、
大問二をとく時間がなかった!
なんてことは小学生ならばしょっちゅう聞く話。

では、時間配分とは?

まず、試験開始とともに、答案用紙を見ます。
答案用紙を見て、
ざっと、記述が多いのか、漢字はどのあたりかを把握する。
記述の欄が多いなら、
時間がかかるな、と一応の心構えをしておきます。

また、大問の数で、
制限時間を割り、
大問一題を何分で解けば、
次の大問二に行けるのかを計算しておきます。
(制限時間50分、大問2題であれば、
大問1題につき、25分ずつという計算。
そこから2,3分引いて取り組むことがコツ。)

王道は、漢字・語句知識問題から解くこと。
本文の中にある漢字を書かせられる場合は、
読みながら処理していきます。

漢字には、文脈も必要なので、
一石二鳥で処理できます。

思いつかなかない漢字なら、
こだわらずに一旦置いておく。

知識系は、
とにかく考え込まないことが
必須注意事項。

接続語問題、
文学系の擬態語問題
この二つの穴埋めも、
読みながら処理していきます。

この際も、とにかく考え込まない!

このように本文読みとあわせて解く場合、
後で考え直せば良い、
というつもりで、
ザクザク進んでいく、
止まらない、
というのがうまくいくコツです。

■□ 本文の線の引き方 □■

「漢字や接続後、擬態語の空欄を埋めながら読んでいけば、
時間がかかって、
本文に線を引くことなんてできない!」
という不器用なお子さんのために、
最小限度の線の引き方をお教えしましょう。

論説文なら、
「序論・本論・結論(序論がないこともあります)」で切る。
さらに、本論を話題で切っておく。
余力があれば、具体例は「 」でくくっておく。
(具体例の直前、直後が大切。)
接続語は
「つまり・しかし・このように・このような・かくして」のみ。

説明文なら、
「数え上げる言葉(最初に、3つ、2点、次に)」
「つまり・しかし・このように・このような・かくして」のみ。
話題(キーワード)が変わったら、とりあえず、段落分けする。

物語文なら、
視点人物の心中のつぶやきに線を引く。
時間や場所、登場人物の入れ替わりで、
大きく場面分けしておく。

随筆文なら、
筆者の体験を頭の中で整理しながら、
気になる表現(比喩、通常と異なる言い回し)に線を引く。
体験ごとに大きく切り分ける。

本来、受験ドクターでは、
きちんとした情報整理のための「正解発見法チェック7」を
提唱しています。

が、本番ではやはり焦ってしまいますね。
焦ってしまうお子さんのために、
必要最小限の線引きで、問題が解けるように、
指導する場面も出てきます。

とにかく、我流でも、
本文がブロック分けできていれば、
とりあえず、抜き出し問題、選択肢問題の際、
どこのブロックにヒントがあるか
探しやすくなります。

この本文のブロック分けは、大変重要。

そのためにも、
テストが始まったら、
答案用紙とともに、設問もさらっと見ておく。
なんのために?

段落分け問題がないかチェックするのです。
3つに分かれます、といった段落分け問題があれば、
その数に従って「読みながら」分けられます。
段落分けの選択肢であれば、
その規則性を見て、
分ける際のヒントにすればよい。

いずれにせよ、
段落分け問題は、
読み終わった後で行うと効率が悪いので、
「段落分け問題があるな」と思ったら、
読みながら
条件に従ってブロック分けしておく。

たとえ、間違っていても、
後で解きなおす際に
格段のアドバンテージです。

お試し下さい。

当然、
段落分け問題がなくても、
ブロック分けは設問処理の際、
非常に重要。

「話題が変わったら切る」
この原則を覚えて実践しましょう。

さて、紙幅も尽きてまいりました。

実際の設問文自体の処理方法については、
また来週お話し致します。

来週の木曜日、
楽しみに待っていて頂ければ幸いです!

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