中学受験 楽しく学んで効果倍増!公民の学習法「アベノミクスって何?」【vol.181】


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◆中学受験を控えた保護者様必読!!◆
プロ講師、プロの家庭教師による偏差値アップ!合格力アップ法!
『中学受験 楽しく学んで効果倍増!
 公民の学習法「アベノミクスって何?」』
第181号 2013-06-17
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    中学受験 公民を好きになろう!
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6年生。そろそろ大手塾では公民分野が終盤にさしかかるころ。
4,5年生のご家庭には未習の分野ですね。
今号の内容を知ることで、今から準備できることがきっとあるはずですよ!
ぜひぜひご活用ください。

どうすれば公民分野を強力な武器にできるのか、
今回は、社会科のD先生にお話を伺いました!

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D講師

ご専門は経済学でありながら、社会、理科、国語と3教科、
スーパードクターとして指導可能。
TOEIC925点、TOEFL630点、国連英検A級、英検1級。
UCLAビジネススクール留学までなさった、ドクターきっての博学な御仁。
単なる知識の暗記にとどまらない、思考する力の養成には定評あり!
温和なお人柄に似合わず、鋭い切り口で入試問題を分析。
論理立てて、生徒にはイメージしやすい身近な例を使って説明、
対話の中から生徒の「社会っておもしろい!」を引き出します。
ドクターでは大人気!少人数授業の担当者でもあります!

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    D先生のお話
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    公民の最良の指導者はお父さん、お母さん!
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 │「公民はですね、公民が大好きな生徒さんと、
 │どうしても苦手意識をもってしまう生徒さんとに分かれるんですよ。
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 │もともと公民ってね、社会の動きそのものじゃないですか。
 │だからまだ学校という限られた空間の中にいて社会から守られている
 │小学生のお子さんにとっては、なじみの薄い分野なんですね。
 │
 │ところが、社会に出ているお父さんとかお母さんとか、
 │そういった社会人の大人が、
 │ニュースや新聞を見ながらひんぱんに世の中の動きについて話題に出す
 │ご家庭だと、お子さんもね、公民分野が好きになる。得意になる。
 │
 │つまり、公民を得意分野にさせるのに最適な指導者は
 │お父さん、お母さんだといえるでしょうね。」
 │
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    アベノミクスを話題にしてみよう!
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 │「ですから、塾で学習したことをおうちの人に説明する、
 │説明できなくても話題にする、そういう機会を増やしていくことですね。
 │
 │たとえば今ならアベノミクス。
 │
 │日本は1990年代初めにバブルがはじけてからずっとデフレに陥っていた。
 │デフレっていうのは要は世の中に貨幣が少ない状態、
 │つまりはみなさん財布のひもを固くしてものを買わない時代が続いてたわけです。
 │
 │途中、ちょっと上向きになったときもあったけれど、
 │基本ずっと不景気、デフレ状態でした。
 │
 │そこで安倍政権になってから経済対策がとられた。
 │それが安倍首相とエコノミクス(経済)をもじったアベノミクスです。
 │
 │安倍政権は【3本の矢】と言ってますが、まずは【金融政策】、
 │国債を大量に買い入れることで、市場に回るお金を増やしたんですね。
 │
 │次に【財政政策】。
 │前与党の民主(党)が「コンクリートから人へ」って言って、公共事業費引
 │き下げましたね。
 │あれは、普段ならいいが、基本景気が悪い時にやってしまうと
 │いよいよ景気が下がる。
 │経済の理屈からいえば、公共事業を増やすことで、波及効果として
 │世の中のお金が回り始める、ということがある。
 │今、自民はそれをやってるわけです。
 │
 │最後に【成長戦略】。
 │これは、これから有望な産業を育成することで、景気を引き上げ
 │ようとするやりかたです。
 │
 │科学技術イノベーション、ITの強化、教育(大学改革)、
 │環境・エネルギーなど「国の競争力」にかかわる部門に
 │国内・海外からの民間の投資を呼び寄せる戦略です。
 │
 │アベノミクスというのは、経済学の理屈から見ればいたって理にかなったやりかたです。
 │でも、競争が激化して貧富の差が広がる、と懸念する声もあります。」
 │
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    生活と直結していることを実感させよう!
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 │「小学生のお子さんだと、来年の4月から引き上げられる消費税、
 │5%から8%、再来年の10月には10%ですね。
 │これは、結構こたえるんじゃないでしょうか。
 │
 │わかりやすい例でいえば、百均のお店。
 │10個買ったら11個分支払うことになりますからね。
 │
 │このように生活に直結するのが政治経済、いわゆる公民分野。
 │日ごろからどんな政治が行われているか、われわれ国民は監視
 │する必要がある。
 │それこそがようやく得た国民主権の原理原則なのですから。
 │
 │だから小学生のお子さんも公民分野、自分たちの暮らしに大きく
 │かかわる分野として、ぜひ興味をもって取り組んでほしいですね。」
 │
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なるほど!

ワタクシ春野自身もわかっているようでわかっていなかった【アベノミクス】。
なにごとも、語るためにはまずは正しい知識を得るところから。

それに気づくこともお勉強の一環、ですね。

お子さんが公民分野でつまいずいているとき、その分野を世の中の動きとから
めて話題にする、今日から始められそうです!

D先生、ありがとうございました!!!