第二弾で、我々中学受験のプロ講師側の今後の課題としては、「成果が出やすい効率的な学習方法の開発」・「学習を楽しむ楽しみ方の指導」など、「勉強を上からやらせようとする。」のではなく、「自ら勉強をしたがる子」にいかに指導できるかということが重要だと述べましたが、実は、これは親御さんにこそ実践していただきたいことなのです。

我々プロが念密に計画を練り、子供のやる気をそがないよう、一言一言を選んで指導しているかたわらで、親御さんが「何!この点数は!」、「勉強ちゃんとやったの!」などやる気をそいでくれてしまうことがよくあります。頭を使い、ペンを走らせるのは子供自身です。一旦子供がやる気を失ってしまったら、いくら我々中学受験のプロがノウハウを持っていたとしても、 なかなか身につかないのが現状です。

このような場合でも、親御さん側には「成績」と言う結果しか見えませんので、単純に「講師が悪いのでは?他の先生に変えてみようかしら?」などと講師側の問題とされてしまうことも現状です。

ん~!やっぱり、中学受験の講師はきびしい仕事です!!
この現状にもめげず、我々講師側も日々精進しますので、親御さん自身も子供のやる気をそがないよう努めてください。