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筑波大学附属中学校

基本情報

住所:〒112-0012 東京都文京区大塚1-9-1
TEL:03-3945-3231 FAX:03-3945-3886
最寄駅:東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅下車 徒歩10分。
東京メトロ有楽町線 護国寺駅下車 徒歩7分。
URL:http://www.high-s.tsukuba.ac.jp/jhs/index.html

学校紹介

使命

筑波大学附属中学校は、小学校における教育の基盤をもとに、心身の成長に合わせながら中等普通教育を行うとともに、筑波大学における生徒の教育に関する研究に協力し、かつ筑波大学の方針に従い、生徒の教育実習実践にあたる使命をもっています。

教育方針

教訓

強く、正しく、朗らかに

教育目標

のとれた心身の成長と知性の育成、そして豊かな個性の伸び代を図るとともに、民主的社会の一員として人生を自主的に発展させていき、更には人類社会の進展に貢献することができる人間へ成長させることを目標としているようです。

育てたい人質

1.自主自律の精神
2.強い意志とたくましい実行力
3.積極的な創意工夫と探求心
4.広い視野に立つ正しい判断力
5.明朗率直で誠実な態度
6.集団生活における協力と責任
7.人間愛に沿った思いやりを持つ心

国語科

筑波大学附属中学校の国語科では、「話す」「聞く」「書く」「読む」の四種の調和を考えながら、各学年教科書での基礎・基本となる学習以外にも、以下のような指導を展開しているようです。

・1学年 漢字力を充実させながら、伝記の読み聞かせや作文の基礎力を高める。
・2学年 漢字力の応用を利かせながら文学作品を読み聞かせ、意見文を作成させる。
・3学年 漢字力の発展や、発展的読書『読書のすすめ』、論理的な文章を作成させる。

さらに学年進行での、スピーチの基礎や応用、発展、読書では「しろばんば」・「夏草冬濤」・「北の海」(井上靖)を朗読しています。また学年行事として、「百人一首の暗唱」「新年カルタ取り大会」「文集活動(6~7名)」「作文コンクールへの応募参加」「漢字検定の実施」等…にも積極的に取り組んでいます。選択学習では、3年次の修学旅行で「文学コース」を担当し、多くの文豪のふるさとである富士・伊豆を訪れていました。井上靖、川端康成、太宰治など、伊豆に関わりをもつ作家たちに関心を持たせ、読書に始まり、様々な視点から研究します。書写活動も盛んでおり、「書写」の授業は特別講師の協力のもと、毎年出品している書道コンクールに入賞を果たしています。

数学科

筑波大学附属中学校の数学科では、「社会生活で数学が果たしている役割を認知させながら、様々な事象を数理的に考察しながら対処する能力を身につけ、それを広範囲で活用することのできる人間を育成させる」ため、次の能力や態度の育成に重点を置いています。

(1)物事を数理的におきかえられる態度の育成
(2)論理的・体系的な思考脳力の育成
(3)問題解決への対処能力の育成

○学芸発表会での発表
生徒の自由研究(テーマは自由)や1・2年生全員のレポートと代表して模造紙による展示発表。

社会科

筑波大学附属中学校の社会科では、以下の3点の指導をモットーとして掲げておられます。

(1)日本の国土や歴史に関する正しい認識を理解しながら、公民にふさわしい教育を養う。
(2)国際社会に生きる公民としての自覚を高めながら、世界の平和と人類の福祉の貢献に向き合う心を養う。
(3)流動変化する社会に自主的に対応し、社会科事象を確実な資料に沿いながら公正に判断する能力を養う。

○学芸発表会での発表
生徒の自由研究(テーマは自由)や、修学旅行、総合学習のレポートを展示している。

理科

筑波大学附属中学校の理科は「感性豊かな科学の視野を育てよう!」を目的とし、日々の授業や教育研究に取り組んでこられています。

○筑波大学附属中学校の理科の特色(セールスポイント)
(1)毎日の授業でとくに実験や観察の取り組みが多い。(ほとんど毎時間工夫を凝らした実験や観察があります。)
(2)確実な基礎的知識をもとに「科学の目」を養うことを大切とさせた授業を目指しています。
(3)生徒自らが実験や観察の手段を見いだしていく「課題学習」を盛りこませています。
(4)1年生の導入期と3年生の総括期には1・2分野を融合した独自のカリキュラムで学習します。
(5)校外学習や修学旅行の学習の中で「自然を見る目」や「自然を探求する方法」「地球環境を考える学習」を重要としています。
(6)サイエンスグランプリなど「科学コンクール」に参加し、数多くの賞に入賞しています。

英語科

ここ数年において、英語教育でのコミュニケーション能力の育成が重要視させていますが、筑波大学附属中学校では70年以上も前から「聞くこと」「話すこと」を中心とした学習に取り組み、コミュニケーション能力の育成に重点を置いた指導を行ってこられました。現在も、授業では基本的に英語を使用することを原則としており、生徒も積極的に英語を使って活動しています。従い、入学して3年後には、将来にわたって英語を使っていけるだけの積極的な態度と基礎的な力を身につけて上級学校へ進学していっています。それは、筑波大学附属中学校の卒業生の中で国際的に活躍している人の多くが、中学校で受けた英語の授業が現在の能力の基盤となっていると語っていることからもわかります。

筑波大学附属中学校の英語科授業の特徴は、まず始めとして、徹底した練習によって学習させる基礎・基本力、そして学んだことを多種多様なシチュエーションで実際に使用させ、運用力を身に付けさせる言語活動がバランスよく取り入れられていることです。第二に、学校の英語科教員が3年後の生徒の姿やそこへ達するための施策を十分に話しながら共有し合い、それを授業やその他の学習指導場面で共通実践しているのです。

音楽科

筑波大学附属中学校の音楽科では、生涯学習につながる学校音楽の実践を目的としています。単なる演奏技術の向上や、他者との勝敗を競う手段として音楽をとらえるのではなく、豊かな「心」や思いやりや助け合い、そして「聴く力」を育てあう場として取り組んでこられています。

○教科で年間行事
(1) 合唱発表会(2) 研究協議会(3) 修学旅行(音楽コース)

美術科

○校外学習指導
学芸発表会においての全学年生徒の作品展示。

保健体育科

筑波大学附属中学校の保健体育科は「よりよく生きる」を目標に日々保健体育の授業や研究に取り組んでこられています。また保健については、自他の生命を尊重することや、生徒の発育・発達段階に応じながら自身が健康な生活を送ることを重要視しています。

○体育では次のような内容を包含する様々な種目を3年間で学習していきます。
(1)文化的特性が高いもので,技術に系統性があること(内容に発展性があるもの)
(2)生徒の発達にとって貢献できる内容であること (発達刺激として有効なもの)
(3)生涯体育・スポーツへのつながりを持てるものであること
(4)生徒にとって運動特性が求めやすいものであること

技術・家庭科

ものづくりやエネルギー利用、生物の育成及びコンピュータ活用等に関する基礎的な知識と技術」を学び、「技術が果たす役割」について理解を深め、それらを適切に活用することを目標にしています。

家庭科では、生活の自立に必要な「衣・食・住に関する基礎的な知識と技術」を学び、家族や家庭、幼児の成長にとって大切なことは何か、また、家庭や地域の中で、どのような消費生活や環境に配慮した生活をすればよいかを考え、自らの生活をよりよくしようとすることを目標としています。

○教科で関わる行事・・・修学旅行
本校技術・家庭科では、3年生の修学旅行の「勤労体験コース」を開設しておよそ20年になります。毎年、富士山麓にある朝霧高原の酪農家に2日間お世話になり、「酪農体験を通して、勤労の尊さや命を育むことの大切さ」について学んでいます。


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