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「日本橋」ものがたり

皆様こんにちは。
受験ドクターの長門 明です。

7月に入り、連日夏らしい「暑さ」が続いていますが、
あと1週間もすると、いよいよ「夏休み」が始まります!
受験生の皆さんにとっては、入試の「天王山」となりますね。

夏は勉強時間、つまり勉強の「量」だけに注目してしまいがちですが、
どんな勉強に取り組んだか、その中身、「質」がとても大切になります。

例年、夏に自分の課題や苦手分野とじっくり向き合い、
それを1つずつ克服することができた受験生は、
やはり、「合格」に大きく近づくことができると言えます。

この夏は、是非自分に必要な学習の「計画」をしっかりと立て、
充実した40日間を過ごすようにしてみて下さい。
もちろん、困った時は、いつでも受験ドクターにご相談下さい!

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さて、昨年6月のブログでは、東京校の3つの「最寄駅」から
「馬喰横山」「馬喰町」の歴史についてお話しました。
ただ、東京校には、紹介していない「最寄駅」があと1つ残っていました。

そこで、今回は最後に残った「東日本橋」駅について
その長い歴史と最新情報を紹介してみたいと思います。
どうぞお付き合いください!

◆「日本橋」の歴史

「日本橋」は、今から400年以上前の1603年に、
「江戸で最も人々が賑わう場所」として徳川家康によって
現在とほぼ同じ場所に架けられました。

その後、「五街道の拠点」となった日本橋は、
日本全国から様々な人々が集まり、
当時の日本の政治・経済・文化の中心地として栄えました。

江戸時代後期の浮世絵師である
安藤広重の作品にも、その様子が数多く描かれています。

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かつての日本橋の景観

◆「日本橋」の現在

かつて多くの人々で賑わった「日本橋」ではありますが
現在は「観光地」という側面から見ると、「人気スポット」とは言えません。。
その理由は、下の写真でもわかる通り、
その「景観の悪さ」のためと言われています。

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私自身もそうでしたが、初めて日本橋を訪れた人は、
多くがこんな感想を抱かれると思います。
「えっ?!橋のすぐ上に…、高速道路が通っているの?!」と。。

この高架は、1964年の東京オリンピックの直前に作られました。
その意味で、この高架は、まさに日本の高度成長の「象徴」とも言えます。
それでも「この高架を撤去した日本橋の景観を見たい!」と願う人は少なくなく、
高架の「移設」や「撤去」に関する議論が長年なされてきました。

◆未来の「日本橋」へ

2018年の5月、大きな動きが訪れます。
東京都が、日本橋の高架を取り除く計画に承認を出したのです。
現状の計画では、2020年の東京オリンピック後に工事を始め、
その後、約20年の歳月をかけて、日本橋の上に「空」を取り戻すとのことです。

検討事項も多く、まだかなり先の話ではありますが、とっても「浪漫」を感じます。
私も何とか長生きして、新たな観光名所として生まれ変わった
「日本橋」の橋の上から、広~い空を仰ぎ見てみたいものです!

◆最後に

今回、「日本橋」の歴史や未来について、いろいろとお話してみましたが、
受験ドクター東京校も、由緒ある「日本橋」の歴史に負けないくらい、
皆さんに長く愛される存在でいられるよう、今後も全力で指導させて頂きます。
どうぞ、ご期待ください!


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