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「天王山」と言われる夏を前に、ルーティンを作りましょう!

皆さん、こんにちは。
東京校校長の澤田重治です。

ゴールデンウイークも終わり、いよいよ本格的に暑くなってきました。
天気予報を見ていると、日中の最高気温では
「6月並み」「7月並み」
などという表現も使われているようです。

まだ、体が暑さに慣れていない分、余計に暑く感じてしまいます。
しかし、実際の夏とは違って、朝晩は気温が低くなることもありますから、
体調にはくれぐれもご注意ください。

なお、受験ドクターでも、5月1日から9月30日までを「クールビズ期間」として、
通常授業時のネクタイ・上着の着用を省かせていただいております。
皆様のご理解とご協力をお願い致します。

さて、私たち講師は、気温が高くなってくると、
「いよいよ勝負の夏が近づいてきたぞ!」
という気分になります。
東京校では、新しい講師も仲間に加わり、
来るべき熱い夏に向けた準備が着々と進んでいます。

大学受験の世界では、
よく「夏は天王山」と言われますが、
それは中学受験とて同じこと。

学校に時間がとられない夏休みは、自由に使える時間が長い分だけ、
時間を効率よく使ったお子様と、そうでないお子様との差が大きく開くことになります。

夏休みをいかに有意義に使うかによって、
志望校の合格の可能性が20%以上変わると言っても過言ではないでしょう。

夏の過ごし方次第では、大逆転も起こり得るのです。

ただし、夏休みを有意義に使うためには、
夏休みだけ頑張ってもあまり効果がありません。
人間は、行動の70~80%を無意識で行っていますから、
急に時間を有効に使うことを意識しても、なかなか行動までは変わらないのです。

では、夏休みを有効に使うために、今のうちからどのような準備をしておかなければならないのでしょうか?

そこで今回は、科目の壁を越えて、今のうちにやっておきたい2つのことを紹介します。
いずれも時間がかかる準備ですので、今のうちから始めておくことをお薦めします。

(1)集中力の継続時間を知る

必要な学習を終えるまで、ずっと集中状態が続く――
というのが理想ですが、なかなかそうはいきません。

人間の脳は本当に深く集中しようとすると、
意識的には大人でも15分くらいが限度なのだそうです。

そこまでの深さは求めないにしても、
十分な学習効果をあげられるだけの集中が
どのくらい続くのかを知っておかないと、
無謀な学習計画を立ててしまうことになりかねません。

お子様の集中力維持時間が分かれば、
それ以下の時間で区切って科目を変えたり、
適度な休憩をはさんだりすることで、
学習効率を高めることができるようになります。

科目の好き嫌いによっても、集中の持続時間は異なりますから、
様々なシチュエーションでの集中時間を調べておくと良いでしょう。

(2)学習に入るためのルーティンを作っておく

ラグビー日本代表の五郎丸選手の活躍で、流行語にまでなった「ルーティン」ですが、
スポーツ界では以前からその重要性は認識されていました。

多くのプロゴルファーが、アドレス(構え)に入る手順を決めていますし、
イチローが打席に入るときの独特のしぐさもルーティンです。
つまり、「ある動作をする→集中力を深める」ということを繰り返しているうちに、
「この動作をしたら、一気に集中力を深められる」
という、一種の条件反射ができるのです。

たとえば、「必ず水を一杯飲んでから学習を始める」などという習慣をつけておくと、
水を飲むという行動を起こしただけで、自然と気持ちが学習に向かうようになります。

水分を摂ると脳が活性化するという研究結果もあるようですし、
これからの季節は熱中症の予防にもなりますから、学習のルーティンとしてお薦めの方法です。

受験ドクターでの授業前には、ぜひ東京校のウォーターサーバーでおいしい水を飲み、
集中して授業に臨んでください。

東京

受験生は、夏ぐらいになると、次第に意識も高まって受験生らしくなってくるものです。
そんな中、みんなが本気になり始めた時に一緒にスタートしたのでは、
相対的な位置は変わりませんから、頑張った割に伸びている実感が得られなくなってしまいます。

今のうちから夏の準備を整え、「天王山」を制覇しましょう!


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