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試験直前にインフルエンザにかかった生徒さんとの忘れられない思い出

こんにちは、受験ドクターのYです。

明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

現在、冬期講習の真っ最中です。
受験ドクターでも、元旦から多くの生徒が授業を受けに来てくれました。

冬休みが終わると、6年生はすぐに1月入試が始まります。
しかし、大半の6年生は、2月1日からの入試が本番だと思います。
1月入試の結果に浮かれたり、落ち込んだりすることなく、2月1日に向けて計画したスケジュールを進め、万全の状態で本番を迎えましょう。

4・5年生は、1月末から2月初めにかけて授業がお休みになることもあり、少し気を抜いてしまう時期ですが、この期間の過ごし方が2月からの新年度スタートに影響します。入試休み期間に入る前に、お休み中の家庭学習について、担当講師にご相談ください。

さて、東京校では加湿器を2台購入いたしました。
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この時期、乾燥によって皮膚のかゆみに悩まされている私にとって大変ありがたいものですが、インフルエンザ対策にも有効であることは、皆様ご存知のことと思います。

6年生の保護者様からは、インフルエンザ対策のために学校を休むかどうかというご相談を受けます。 そこで、インフルエンザに関する忘れられない生徒さんとの思い出をお話したいと思います。

その生徒さんは1月も普通に通学していたのですが、ご家庭で「1月20日以降はお休みしよう」と決めていました。
しかし、「明日は調理実習だから、どうしても行きたい」とのことで登校したところ、インフルエンザにかかってしまったのです。

それから1週間、しかも入試直前に勉強できない事態に陥ってしまいました。指導が再開できたのは1月31日で、机に座ってはいるものの頭はボーっとしていて、勘は鈍っていました。
お母様も「本命はあきらめています。何とかどこかに合格できれば…なるようにしかなりませんね」と、覚悟を決めて2月を迎えました。

2月1日の第二志望校には合格できましたが、2日の本命校は不合格。4日に2回目の入試があるものの無理だろうとお話しながら、3日の休養日に軽めの本命校対策をして、4日の入試に向かいました。

その夜、インターネット発表の30分前に、「まだ出ていないだろう」と思いながら合格発表ボタンを押すと、結果が出ていて、なんと番号があったのです。

急いでお電話差し上げると、「あら、先生」とお気づきでない様子。「結果出ていますよ。番号があるようなのですが…」とお伝えすると、「えーっ」と大声を上げ、「本当だー」と。
2回目入試は厳しいので無理だろうと思って、のんびりしていたのだそうです。

その後、そのまま1時間以上お話しをしましたが、インフルエンザにかかったときは、「正直、終わった」と思ったそうです。
生徒さんに聞いてみると、実は前日に解いた問題に似たものがいくつか出たので、少し期待していたそうです。「予想問題を当てるなんて、先生すごいね」とクールにほめてくれました。

「直前にインフルエンザにかかるなんて、一生言われ続けるね」と笑って受験を終えることができ、良い思い出となりましたが、静養中は何もして上げられず、辛かったです。

6年生の直前1ヶ月、普段どおり登校してリズムを崩さず、適度にストレスを発散することも有効と思いますが、生徒さん一人ひとり対応は異なります。どうしようかお悩みのときは、我々受験ドクター講師陣にご相談ください。
健康管理はいうまでもなく、活発な生徒さんは、くれぐれも怪我に気をつけてすごしていただきたいと思います。


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