夏はすぐそこ
みなさん、こんにちは。
受験ドクター南浦和校の江田勝です。
このところ、すっかり暑くなってきましたね。
夏はもう間近です。
「夏は受験の天王山」
「夏を制する者は受験を制す」
などと言われている時期がもうすぐそこまで来ています。
夏休みは学校がないぶん
普段より受験勉強に費やすことができる時間が多くなります。
ただ、このことは
「受験生全員に平等に言えること」
ですよね。
なので、特に6年生の受験生には酷ですが、
「夏休みに頑張ればいいや」
という甘い考えは捨てなければなりません。
夏休みは、周りのみんなも同じように本気で頑張るものですから、
そのような中で成績(偏差値)を上げることは並大抵の努力では実現しにくくなります。
常にコンスタントに身近な目標を立てながら、
その目標に向かって努力を積み重ねていくことが大切なんですね。
受験生にとって、とても大変かつ重要な夏が近づく中、
この時期に、というよりは「夏休み前までに」しておきたいこと。
それは「学校選び」です。
特に6年生においては「実際に受験する学校選び」のことです。
第一志望はもちろん、
その併願校選びも非常に重要です。
同じ偏差値帯でも、校風が全く異なる学校というのも多く存在しますよね。
基本的には「お子様が6年間通う学校」となるわけですから、
「周りの方から聞いた評判が良いから、この学校でもいいわ」
とか
「うちの子この学校には行ったことないけど、家から通いやすいから…」
という理由で併願校の候補に入れるのは避けたいところです。
実際、私が過去に集団塾で担当した生徒の中にも、
入試本番2ヶ月前くらいに行われた公開模試の際に初めてその学校に足を踏み入れ
「ここは自分には合わない」
と言い始め、急遽併願校から外したということがありました。
主に9月以降にスタートする過去問演習など、
その学校対策に費やした時間や労力が無駄になってしまうこともそうですが、
その時期ですと、
もう 「本人が実際見に行く」ことのできる学校がほとんどありませんから、
他の学校選びにも苦労します。
先ほど述べましたように
「お子様が6年間通う学校」
であり、視点を変えれば
「お子様を6年間通わせる学校」
でもあるわけです。
ですので、
是非、本人はもちろん、親御様も気に入った学校選びをなさってください。
そのためにも、
この時期から頻繁に実施される(早いところでは、もう実施された)
各学校の説明会に足をお運びいただき、
その学校の特徴、実際の(生徒や先生の)雰囲気を感じていただき、
「うちの子に合いそうだな。通わせたいな」
と本気で思える学校を見つけましょう!
5年生以下のご家庭でも
「まだ早いわ」
と思わずに、毎年コツコツと数校ずつ足を運んでみてください。
あるいは同じ学校でも毎年行くと少し違ったお話が聞けたりして、
それもまた学校選びの参考になるかと思います。
ちなみに南浦和近辺でも、
毎年少しずつ入試形式や日程変更(追加)などがある学校があります。
昨年度発表があり、
この地域では大きな話題となったのが
浦和ルーテル学院中学校
です。
この浦和ルーテル学院中学校、
青山学院大学系属となり、今年度の高校卒業生から推薦入学枠が適用されるそうです。
こういった大きな変化は
都内校をはじめ、毎年いくつかの学校で起こり得るものです。
少しでも興味を持たれた学校については、
是非直接足を運んでみることをおすすめします。
受験ドクター南浦和校にお通いの生徒は、
県内はもちろん、地理的に都内校をはじめとした県外の学校も多く受験します。
昨年度の実績に負けないよう、今年も多くの桜を咲かせられるよう、
頑張って指導してまいります。