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いつも通りに文房具

こんにちは。受験ドクター自由が丘校 国語・算数科講師の久米です。
12月になって、自由が丘の駅周辺も、お店の店先にツリーが飾られたり、トナカイのデザインが包み紙や店頭のディスプレイに出てきたり、コンビニの店員さんがサンタの衣装を身につけたりして、次第にクリスマスの雰囲気になりつつあります。
その中で、受験生の皆さんは浮かれることなく、ラストスパートに向け志望校の過去問を解いていらっしゃる時期だと思います。皆さんは国語の問題を解くとき、本文の大事なところに傍線を引いていますか?国語の読解では大事なところに線を引いて問題を解くというのは基本ですね。ほとんどのお子さんが線引きをやっていらっしゃるのではないでしょうか。
お子さんの線の引き方は千差万別です。Bや2Bの濃い鉛筆で黒々と太い線を引く子、定規できっちりと線を引かなければ気が済まない子、登場人物の名前を全て○で囲む子、シャープペンシルで見えるか見えないかくらいの薄い線を引く子、問題文の前半ではしっかりと線が引けているのに後半部分で息切れして白紙になっている子・・・。
以前私が教えたお子さんで、色ペンを何色も使って本文に線を引く女のお子さん(以後A子さんとします)がいらっしゃいました。大事だと思ったところに赤、何度も出てくる言葉はピンク、薄いピンク、オレンジ、黄緑・・・。5年生の時、お母さまから「入試の本番では使えないから、今のうちにシャープペンで線を引くのに慣れておきなさい」と言われても、頑として色ペンを貫き通したお子さんです。その子の問題用紙は、色がついていないところがないくらいみっちりと色ペンで埋め尽くされ、目がちかちかするくらいカラフルでした。
A子さんは志望校を決めるにあたっていろんな学校の過去問を解きましたが、一番喜んで問題を解いたのが品川女子学院です。なぜなのかお分かりですか?なんと、入試の募集要項に、「蛍光ペン可能」としっかり書かれていたのです。

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普段の自分のやり方で入試に臨めると分かったA子さん、気をよくして2月3日に品川女子学院を受けて、見事に合格を勝ち取られました(入学したのは2月5日に受かった第一志望校でしたが)。
自由が丘校近辺の私立中学校を調べてみたところ、鷗友学園もマーカーや色ボールペン使用可能でした。カラフルな線を引きたい方には朗報ですね。
それではまた。受験ドクター、久米でした。


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