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2016 慶應普通部 説明会レポート|人気大学付属校の魅力に迫ります!

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慶應義塾普通部 学校説明会レポート 2016年9月10日


本日は慶應義塾普通部の学校説明会に行ってきました。

東急東横線「日吉」西口を出て、
普通部通りを抜けて5分ほど歩くと、
住宅街に学校があります。

平成28年9月10日に行われた慶應義塾普通部の説明会での内容をまとめました。
この内容についてのご質問は慶應義塾普通部ではなく、受験ドクターまでお願いします。

今回の説明会は普通部の校舎ではなく、
駅の東側に位置している
大学キャンパス内で説明会が
開催されました。

土曜日ということもあり、
ご家族で参加されている方が
多く見受けられました。
また、慶應普通部ではホールを使った
説明会は行わず、大学の教室を使って
一日に複数回大学の教室を使って説明会
を行うそうです。

プログラム

校長ご挨拶

慶應義塾は、福沢諭吉先生が『全社会の先導者を育てる』というのを目的として、158年前に創設されました。

そして、もう一つの建学の精神が『独立自尊』です。
これは個人一人ひとりが学ぶことによって知識を増やし、
仕事を持って生計を立てて、社会や国に貢献するという意味です。

この二つを叶えるためには、
若いときに「学び」と「人間(じんかん)交際」を高めることが非常に大切だと考えています。

「普通部」という名称は大学部が開設された際に大学部に対して普通部と呼ばれるようになりました。ですから現在でも大学の付属校と呼ぶことはしていません。旧制中学校としてスタートして今もその名を引き継いでいます。

普通部は慶應義塾の3校のなかで唯一の男子校の、
中高別学のスタイルを取っています。

普通部生は高校、大学への土台つくりの期間であります。
授業では基本的な仕組み、原理原則を学ぶために
観察や作業を徹底的に行います。
そしてそれらを言葉で理解して、相手に言葉で伝えます。

例えば理科では毎週実験や観察をして、
そのレポートの提出があります。
中学3年間のレポート用紙を積み上げてみると
卒業するころには7~8cm近い高さになることもあります。

最近では算数の授業の中にもi-padを取り入れるなど
新しいことにもどんどん挑戦しています。

また、「自ら学ぶ」が一番表れるのが「労作展」です。

労作展では一人ひとりが
テーマを一つ決めて作り上げます。

決して数学や理科、社会の学問・知識面の作品だけではなく、
美術や技術など、作品は多岐にわたります。

今年は88回目の労作展となっています。
授業で学ぶことと違って、
労作展に答えはありません。
答えのない作品に生徒たちはひたすら取り組みます。
学問以外のことでも一生懸命に取り組む、
また、自ら学ぶことが一番必要とされる労作展を
私は改めて重要であると感じています。

1998年から始めた
全社会の先導者である卒業生の先輩から直接学ぶ
「目路はるか教室」も19回目を迎えました。
社会で活躍する先輩たちはまさに自分たちの20~30年後の姿です。
生徒たち自身が自分たちの将来について考える良いきっかけとなります。

そして話は変わりますが、新校舎について。
男子校らしくシンプルさをコンセプトにホームルーム教室の広さを
1.3倍にして、居心地の良い空間づくりをしていきます。
また、wi-fiなどのネットワーク環境も整えていきます。

国際交流に関しても盛んに行われています。
多くの学校では交換留学などのプログラムも
旅行代理店を通して行うことがほとんどですが、
普通部では教員が現地に赴き、学校と直接やり取りを行うことにより、
現地の学校とも信頼関係を築いていきます。

最後になりますが、
普通部に入学すると新たに学ぶ姿勢、
人と交流することが求められます。

普通部では各学年に約240名ほど在籍しており、
能力あふれる個性的な男の子が集まる学校です。

ぜひ労作展などにも足を運んでいただき、
普通部に興味を持っていただければ幸いです。

教科担当による入試について

国語

まず国語を通してどんな力を求めているのかというものについてお話します。
大前提となるのは、文章の内容をより的確に理解し、表現する能力です。
その上で文章全体を読んだ上での解答ができ、根拠が説明できる解答を導きだせるということを求めています。
また、本文全体をしっかり読まないと解答を導き出すことのできない問題を出すことを心がけています。そして感覚で答えを出すのではなく、しっかりと根拠を示しながら解答を組み立ててほしいと考えています。

この部分を根幹に受験生たちの国語力を確かめていきたいと考えています。
日々の学習の中では、スピード勝負で解答を探し出すテクニックを学ぶのではなく、文章とじっくり向き合うようにしてください。

算数

試験時間40分に対して、問題は13~14問程度の出題となっています。
全問解答しようとすると、1問3分ほどしか時間がなく、
てきぱきと問題を読み、理解して、解いて、答案を書くという力が必要となってきます。また、分野が偏ることの内容に作成しています。
普通部では解答のみではなく、途中の過程を必ず書いてもらうようにしています。
これは自分の考えをしっかりと相手に伝えるという点を重視しているからです。
よく方程式で解いても良いかとの質問を受けることがありますが、
どの解き方であっても、こちらが理解でき、正解と判断した場合には正解にしています。考えたことを上手く伝わるように答案に書いてください。

社会

まず入試問題の構成ですが、
地理・歴史・公民の3分野からの出題されます。
地理・歴史がやや多めで、公民が少なめという構成となっております。
もちろん3分野を横断する融合問題も出題されます。
地図や表やグラフの読み取り統計資料を見て答える
問題も毎年出題されています。
また、漢字で書けるものは漢字で書けるようにしましょう。

福沢諭吉先生の学問のすすめに「飯を炊き風呂の火を焚くも学問なり」と
いう言葉があります。身の回りの事柄や問題にこそ学ぶべきところがあり、
それこそが学問の第一歩なのだという意味です。

日々世の中に目を向けるということを大切にしていきましょう。

理科

普通部では身近な動物や植物の問題を毎年出題しています。
昨年度は植物の「梅」に関する問題を出題しました。
開花時期、花びらの形、果実の大きさ、梅干しの作り方などを出題しました。
社会同様に教科書だけの情報ではなく、身近な自然に目を向けるということが
重要です。
試験時間に対して、問題が非常に多くなっています。
出題範囲は物理分野、化学分野、生物分野、地学分野から出題しています。
また、先ほども申し上げましたが生活に関する問題も出題されることがあります。
ですから普段のお手伝いすることでできる問題も増えてくるかと思います。

入学試験について

試験日は2月1日(水)に実施、発表は翌日に行います。
募集人員に関しては毎年約180名で、内部進学者の数により合格者数が
毎年異なります。
試験当日は国語・算数・社会・理科の4科目の筆記試験、さらに午後から面接、体育実技を行います。

面接はここ数年は1対1で行っています。
面接時間はあまり長くありませんので、難しいことは聞いていません。
我々の質問にきちんと答えることができれば、特に問題はないと考えています。

また、体育実技に関しても同様です。これができなければいけないというわけではなく、我々の指示をきちんと聞いて、指示通りに動けているか、
できなくても努力して行っているかも確認しています。

入試広報部長に突撃インタビュー

慶應義塾普通部の魅力を教えてください。

私たちは慶應系列の中ではもっとも歴史が長く、伝統があり、
それだけ世界で活躍する卒業生を輩出してきたという自負があります。
これからも伝統を大切にしていきたいと考えています。
また、伝統だけではなくi-padの導入などICT教育も進めていきます。

また、慶應系列すべてに言えることですが、
本校では高校進学、大学進学に受験が必要ありません。
受験勉強のための過度の暗記や勉強ではなく、
ある程度自分のやりたいことができる環境が整っています。
もちろん基礎基本を勉強することは大切ですが、
受験のために高校で学ぶ内容を中学生で学ぶとかそういった必要がないんです。
その分、一つひとつの単元を深く学ぶことができるんです。
また、先ほども申した通り、
生徒たちは自分たちのやりたいことにも力を入れています。
だから卒業生を見ると、芸能界から学者、政治家まで様々な分野で活躍していることがわかります。

どんな生徒に来てもらいたいですか?

大前提として様々な生徒に来てもらいたいと思っています。
入学するための学力は必要になりますが、
それ以外にも、音楽が得意であったり、身体を動かすことが大好きであるとか
様々な生徒がいる方がおもしろいなと感じています。

ただ自分で自分のことができる生徒でなければ困ると考えています。
受験だからするという生徒は普通部では伸びない可能性が大きいと考えています。

大ホールではなく、大学の教室を使って説明会を行うんですね。

2年前までは大ホールを使って説明会を行っていたんですが、
参加していただいた方の顔をしっかりと見ながらお話をしたいということもあり、
大学の教室を使って行うようになりました。
参加者との距離が近いほうが反応が見えるので、
先生たちもこちらの方がよいということで続けています。

学校訪問を終えて

慶應系列の中学校では最も歴史のある普通部。

福沢諭吉先生の教えを基に
伝統を引継ぎながらも、ICTの導入など時代とともに進化していきます。

学校側からは労作展にぜひ来てくださいとのお話がありました。
労作展に来ていただければ普通部のことがわかるのではないかとお話しいただきました。

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