社員インタビュー

春野陽子 先生

スーパードクターコース担当
春野陽子 先生

今までどのようなキャリアを歩んできましたか?

私は元高校の国語教諭でした。院生時代は、大学受験予備校やZ会で古文・漢文・文学史・現代文を教えていました。大学院も近代文学研究専攻という、根っからの国語好き、国語馬鹿です。
出産、育児のため、一旦教壇からは退きましたが、下の子が小学校1年生に上がると同時に、日能研に応募して講師として働きだしました。日能研に応募したのは、自分の子どもたちが中学受験をする際に、勉強になるかな、という不純な動機からです。10年勤めましたが、そののち、現在の会社に入社いたしました。

あなたが受験ドクターを選んだ理由を教えてください

私は、はじめは非常勤講師として、こちらへお世話になり、その中で入社したいと強く希望するようになった経緯があるんです。
教務的な面でいえば、非常に質の高い講師がそろっていたこと。入試問題や他塾のテキストを研究し、互いに意見交換できる場があったこと。そして、何より、集団授業では、「カリキュラムの消化」に追われて、クラスの幾人かを置いていかなければならない場面がある、というジレンマ、悩みに、ひとつの回答を与えてくれる場であったこと、が志望理由としては大きかったですね。
教務以外の面でいえば、とにかく新しいことにチャレンジしていくことを良しとする社風ですので、活気があり、皆さんそれぞれ「何か」をお持ちで刺激を受ける環境でした。入社前に、私は受験ドクターの大ファンになり、未だに熱心なファンのままです・笑

受験ドクターで働いてみて、それまでの自分と変わったという点がもしあれば教えてください。

保護者のお悩みに対して、敏感になったことかもしれません。
集団塾と違って、うちは講師とご家庭との距離が非常に近い。
講師は勉強をみるだけではなく、もっと深く受験生活全般にかかわって伴走していくんだ、という意識の変革は大きかったです。
プロとしての見解を述べる前に、ご家庭の話を心を澄ませて聴く。ご家庭に寄り添う姿勢が身についたのは、ここに来てからですね。

今後取り組んでいきたいこと、挑戦していきたいことはありますか?

得意不得意がはっきりしているタイプなので、得意なことをぐうっと伸ばしていくことだけ考えて生きてきましたが、敢えて今後は苦手なことにチャレンジしていきたいと思っています。
気が短いので、スピード勝負、切れ味勝負!みたいなところがあったんですね。でも、もう少し、長い時間をかけてじっくり育てていく、ちょうど育児のような仕事をしてみたいと思うようになりました。
育児、苦手でしたから・笑
どうしても私たちは、目の前にある志望校合格のゴールに向けて突っ走ってしまいます。 できるならその受験勉強の中でも、国語が好きだよ!ってお子さんを一人でも増やしていけたらいいなと思っています。
国語が好きになることは、受験で有利というだけでなく、すごく人生を豊かにすること。
思いを戦略的に伝えたり、自分の感情を知ったり、他者の気持ちを慮ったり、他者とつながるための限界に挑戦したり。
国語を好きになってもらうため、受験指導のなかで、具体的に何ができるか、そのためのとりくみを今、国語科で模索しています。

転職を迷っている方へ、メッセージをお願いします

指導技術でも、職務範囲でも、そして給与面でも、もっとステップアップしたい、とお思いでしたら、受験ドクターはそのいずれにもこたえてくれる場所です。
今、成長中の勢いのある会社ですが、実はもっともっと成長する芽を持っている会社です。その芽を育てて、グングン伸ばす、そのチャンスはどんどん与えられます。ルーティンワークを繰り返したい、新しいことは億劫だ、という方には向かないかもしれません。今年やったことが、来年は形を変えてバージョンアップするのは、当たり前として、何年続いていたものでも「意味」を洗いなおして捨てるものは捨てていく、とにかく、変革し続ける会社です。面白そうだな、と思っていただけたら、ぜひご応募ください。にぎやかで温かな社員があなたをお待ちしています。