朝日小学生新聞 取材記事

2013/11/15
『朝日小学生新聞』に中学受験個別指導塾ドクターが紹介されました。



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『朝日小学生新聞』に中学受験個別指導塾ドクターが紹介されました。

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理由と具体例をあげて話す

中学入試では、面接が課される学校もあります。教科ごとの勉強とはちがって、正解が一つではないからこそ、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。東京中心に個別指導教室などを展開する「受験ドクター」の面接プライベートレッスン運営総責任者、木塚正也さんと国語・社会兼任講師の中沢和典さんに、面接対策のポイントを聞きました。

大人との会話に慣れよう

面接試験をする学校は年々減ってきています。合否の判定には「参考程度」としているところが多いのですが、学科試験とは別の日にする場合は、やや面接を重視する傾向があります。学科試験が終わってから同じ日にある場合でも、面接への不安から学科試験で十分な力を発揮できないということにならないよう、しっかり準備しておきましょう。
形式は、受験生のみで個人面接やグループ面接、保護者同伴、受験生と保護者それぞれに面接する場合があります。

受け取られ方も意識

どのような質問に対しても、その理由を説明しながら、できるだけ具体的な例をあげて話すことがポイントです。正直に答えるのが重要ですが、その言葉が面接担当者にどのように受け取られるかも意識しましょう。たとえば、志望動機を単に「家から近いから」と答えるよりも「通学時間が短くてすむので、その分、勉強や部活動などに力を入れることができるから」と答えた方が、好印象になります。
質問にうまく答えられないとき、黙ったままでは印象が悪くなってしまうおそれもあるので、しっかりと立て直せるかがポイントになります。慣れが大切なので、普段から大人ときちんと会話できる力を身につけておくとよいでしょう。塾によっては面接模試をするところもあります。

普段から親子で話し合う

親にも面接がある場合、同じ質問に対する答えが親と子でまったくちがうのは、親子のコミュニケーションが取れいていないように受け取られ、印象がよくありません。普段から志望動機や将来の夢などについて親子で話し合っておきましょう。
面接時の服装は、清潔感があれば、普段着でも問題はありません。実際にはブレザーやカーディガンに、男子はズボン、女子ならスカート、というスタイルが多いようです。周りの受験生とちがうことで変に緊張してしまうことのないよう、その学校を受験した先輩が身近にいれは、事前に聞いてみてはどうでしょう。
面接対策は親子でコミュニケーションを取るきっかけになり、社会性を養うチャンスです。入試の先の人生にもつながる力になるので、しっかりと取り組みましょう。