中学受験 直前期の過ごし方 ~家庭での接し方教えます!~【vol.208】



第208号 2013-12-23

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メインコンテンツ
直前期の過ごし方 ~家庭での接し方教えます!~
□直前期の家庭での接し方
□開成中・桜蔭中過去問添削解説「合格答案の作り方」DVDHP上で発売中
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クリスマスですね。
あちこちで見かけるサンタ衣装の店員さんや

クリスマスソングに気持ちが浮き立つお子さんも多いのではないでしょうか。

受験生はクリスマスもお正月も関係なく塾通い。

せめて食卓だけでもクリスマスの演出をされるご家庭も多いことでしょう。

春野家では、長男の中学受験のころからツリーを出さなくなり、

その後も今に至るまで物置にしまわれたまま…。

出し入れに時間がとられるのが面倒だったからなのですが、

近頃になって、

子育てはきっと「面倒くさい」気持との闘いなのだなと…。

あえて手を出さないことと、

「手抜き」は、

ぼたもちと泥団子くらいの違いはあろうかと思います。

さて中学入試直前期。

親はどうやってわが子と接していけばよいのか。

はたまた

最後の小学校生活と直前期の生活とどう折り合っていくのか

お悩みの上位項目につきまして

2週にわたってお話しさせていただきます。

★ 直前期の過ごし方 ★
~家庭での接し方教えます!~

■■ 直前期の家庭での接し方 ■■

中学入試直前期。

どうやって本番まで気持ちを上向きにもって行き、

自信を持って本番に臨ませることができるのか。

多くの中学受験生の親が考えること。

1月は難しいことをする、というよりも

知識の補充と

今までできていたことの確認に力を入れる方向で考えましょう。

もちろん、まだ合格に遠い感触をお持ちの親御さまの場合は、

最後まで演習を積ませる必要を感じていることと思います。

でも本人になかなかできない演習をさせてしまうと、

焦りになって自信を失っていきます。

どこの塾でも、

1月は自信をつけさせる時期。

そして最後は

「よくがんばった!合格する力はついた!」と本番に送り出す。

前号でお話ししましたように、

過去問演習を中心に

単元の穴埋め確認を淡々とこなしていく。

本人にとって難しいものには手を出さず、

今1歩のところを理解していく。

どんなにのんきなお子さんでも、

1月は違います。

緊張を感じています。

そしてたまりにたまった疲労と焦りで

子どもは子どもなりに

自分の気持ちを守ろうとしていろいろな行動に出るのです。

現実を直視できなくて

最後までふざけてしまう子。

不安のあまり、

勉強しているふりをして頭の中が真っ白になっている子。

焦りで

思わず家族に八つ当たりしてしまう子。

このようなお子さんの様子を

毎年目に、耳にするたび、

どうにかしてあげたいと思います。

どうしたらよいのでしょう。

面倒でも、つらくても、

親は明るい応援者でいることです。

そしてお子さんの学習状況を正しく把握する努力をし、

足りない部分を補うお手伝いをしたり、

おいしい食事を作ったり、

前向きな声かけをしたりすることです。

あたりまえ?

そうですね。

でもその「あたりまえ」を意識して行動しなければならないのが

直前期の母親なのです。

それくらい、精神的にバランスを崩しやすい時期なのですね。

そして

父親が心配性でお子さんについついきつく言ってしまうタイプの場合、

母親としてお子さんを守りましょう。

1月時期の父親のきつい言葉は

お子さんの自信を根こそぎ奪っていきます。

「絶対合格するよ!」も父親がいえばなぜかプレッシャーです。

子どもは父親の期待に応えたいと思っているのです。

そして期待に応えられなかったらどうしよう、と

不安でいっぱいなのです。

父親はどんと構えて、

受験に関することは一切口出ししない。

そして母親は陰でお子さんに

「お父さん、最後まで頑張ればそれでいい、って言ってたよ」

とフォローする。

父は見守る、母は明るく生活全般をサポートする。

くどいようですが、

この当たり前のことができなくなるのが

中学入試直前期なのです。

どこの家庭も同じ。

泣いたり笑ったり怒ったり。

その中で、

現実から逃げずに、

目の前のできることの中から最善はどれかを考え、

淡々と粘り強く行った家庭が成功するのです。

1月入試の結果が合格ならば自信につながります。

1月入試の結果が残念だった場合、

「1月コケた子は2月になぜか多くの学校を合格する場合が多いらしい」

ということを塾の先生から聞いた話としてもっともらしく伝えましょう。

私は毎年上記の言葉を使って生徒を励ましていました。

子どもの方も、自信を回復しようとわらにもすがる思いでいるので

面白いくらいにこの言葉は効果がありました。

お試しください。

さて、

お子さんではなく親御さまの方が煮詰まったら、

プロに相談しましょう。

そしてお通いの塾だけでなく、

受験ドクターでも学習相談を受け付けていますので、

セカンドオピニオンとしてご利用ください。

的確なアドバイスで前を向く気持ちを差し上げます。

次回は最後の小学校生活と直前期の生活とを

どのように折り合いをつければよいのか、

についてご案内いたします。

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前号にお知らせしたように、

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来年以降、いろいろな学校の過去問解説動画を配信する予定です。

現在5年生以下のご家庭はお楽しみになさってください。

また、現在、お通いの塾での過去問の添削指導に不安のある方は、

受験ドクターの学習相談までお気軽にご相談ください。

有料になりますが、外部生の方でも答案の添削サービスを行っております。

次回は直前期の小学校生活の過ごし方を配信予定です。

お楽しみに!

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