最新記事 2019年07月02日

テーマ: 社会

夏の社会はどう進める?

みなさんこんにちは!
国語科・社会科の清水栄太です。

今回は目前に迫る夏期講習の学習の進め方についてお話しします。

5年生の社会の学習法

学習の中心は地理です。
大手塾に通われている生徒さんは、おそらく夏期講習は地理の復習が中心になるでしょう。

時間が取れるこの夏期講習は、来年の夏期講習に向けて長い時間の使い方の練習にもなります。

地理には特に重要な単元が4つあります。

・地図の読み取り
・農業
・工業
・地形

この4つは非常に多くの中学校で出題される部分です。

これらの単元の基礎知識の定着を最優先で行いましょう。
もうすでに、自信がある、ある程度基礎の用語が定着しているという方は、
1~2行程度の説明記述問題を練習していくことをお勧めします。

白地図を活用した学習も効果的。
各地方の白地図をコピーしていただき、
その地方ごとの地形や産業を思い付く限り白地図内に書き出させ、丸付けをしましょう。
これによって抜けている知識の洗い出しにもなります。

そして、5年生は9月から新しい分野、「歴史」が始まります。

歴史マンガなどを読み、イメージの素地をつくっておくことも良いですね。

また、時代区分を順に言えるようにしておけるとなお良いです。

6年生の社会の学習法

大手塾でのメインは「地理と歴史」です。

9月以降過去問に入ります。

ここにスムーズに移行できるようにするために
まずは、基礎の定着を図るべきです。

1日30分はしっかりと時間を確保できる学習スケジュールを組み立てましょう。
社会を全くやらない日があるのは望ましくありません。

連日のように授業が続くとつい「やりっぱなし」になってしまいがちです。

ですが、じっくりと基礎に時間をかけられるのはこの夏休みが最後です。

ここでしっかりと基礎を固めましょう。

前日の授業内容の復習や失点問題直しを翌日に行うことが望ましいです。

「有名中」や「銀本」などの過去問集も同様です。
過去問題集から抜粋して各塾で宿題として出されます。

知っている学校だけに、解いて何点だったのかというところまでは比較的みなさん取り組みます。
しかし、肝心な解き直しがされないまま夏が終わってしまうという事例が多く見られます。

特に夏期講習の後半。
疲れもあって解き直しがおろそかになりやすいです。

たくさん解くことも大切ではありますが、
直しとセットで行いましょう。

また、過去問題集を直す際には、しっかりと専用ノートを用意し、

❶答えた理由
❷正しい答えとポイントの記入を行いましょう。

最低ここまでは行ってください。

夏期講習中に
「直し」を習慣化してしまえば、9月以降の過去問演習の際にも合わせて行う習慣ができますね。

そして、最後に。

最も多くいただくご質問が「3分野のなかで何に比重を置くべきか…」

これは一様に言えることではありません。

なぜなら、出題傾向が志望校ごとに異なるからです。

公民の比重が高い学校であれば公民を学習の中に組み込まなければいけません。
これまでの説明会での情報をもとにお子さんの学習バランスをコントロールすることをお勧めします。

しかし、まだ7月。
志望校から併願校まで決め切れていないといったご家庭もいらっしゃると思います。

地理・歴史・公民という3分野の中でも特に共通して出題される分野が1つあります。

それは「歴史」です。
歴史はテーマ史などによるばらつきがありますが、原則全時代からの出題が一般的。

(麻布や武蔵、海城といった記述が中心となる学校は年度ごとのテーマによってかたよることもあります。)

特に、女子校は御三家を含めて歴史は全時代から出題される傾向が強いです。

したがって、志望校が漠然としている場合は、夏期講習の学習で

「歴史だけは出来るようになった」

という状態を目指すことも1つの手です。

9月以降、本格的に定まっていく自身の志望校の傾向に合わせて
地理や公民を詰めていきましょう。

上位校や記述がメインの学校を受験するお子さんは、
漢字や計算などの朝学習に
社会の説明記述を盛り込むと良いでしょう。

以上の点を参考に、夏期講習の社会科学習を頑張ってください。

それではまた次回お会いしましょう!