最新記事 2018年03月08日

テーマ: その他

3月8日はミツバチの日?~記憶の科学⑧~

皆さんこんにちは。
受験ドクターの科学大好き講師、澤田重治です。

突然ですが、本日、3月8日は「ミツバチの日」なのだそうです。
ご想像のとおり、ミツ(3)バチ(8)という語呂合わせによるものですね。
調べてみると、制定したのは「全日本ミツバチ協同組合」と「日本養蜂はちみつ協会」とのことでした。

他にも、「サバの日」「ビールサーバーの日」「みやげの日」「赤ちゃん&こども『カット』の日」など、
同じ3月8日にも、語呂合わせによる記念日がたくさんあって面白いですね。
(ちなみに、赤ちゃん&こども『カット』の日は「散(3)髪(8)」ということらしいです。)

さて、この「語呂合わせ」ですが、保護者の皆様の中にも、
「昔お世話になったなぁ」という方は多いのではないでしょうか。

私もその一人です。
特に歴史の年号などは、語呂合わせなくしては乗り越えられませんでした。

では、なぜ語呂合わせにすると覚えられるのでしょう?
今回は、その理由を掘り下げていきたいと思います。

以前、「記憶の科学④『メモリーペグと記憶法』」というタイトルのブログを書いたことがあります。
(まだお読みいただいていない方は、ぜひこの機会にバックナンバーをご覧ください!)

この中で紹介した「記憶法」では、メモリーペグというものを利用して覚えるのですが、
実は私のメモリーペグそのものにも、語呂合わせは数多く使われています。
たとえば、13→父さん,23→兄さん,25→双子,26→風呂,29→肉,30→サンマ,などなど。
それだけ効果的なのですね。

その秘密は、単なる数字の羅列が、イメージできる言葉に変わることにあります。
つまり、意味記憶をエピソード記憶に変えているのです。
(詳しくは、「記憶の科学③『記憶の強度を上げるには?』」をご覧ください!)

エピソード記憶を上手に利用すれば、少ない反復回数でも記憶に残せます。
だから語呂合わせは便利なのです。

記念日などを覚えてもらうためには、少ない回数で記憶に残さなければなりません。
だから、記念日の日付に語呂合わせが使われるのも、
テレビコマーシャルで電話番号に語呂合わせをするのも、
すべては記憶に残してもらうための企業側の工夫なのです。

私など、理屈は分かっていても、まんまと企業の戦略にはまってしまっています。
おかげで、覚える必要のない電話番号をいっぱい覚えていますから。