最新記事 2018年12月04日

テーマ: お悩み解決

入試直前期でのお子様との接し方

こんにちは、太田 陽光です。

いよいよ受験が目前に迫ってきました。
いや、実はもうすでに受験は始まっています。
12月では、海外帰国生入試、首都圏以外の地方都市にある学校の入試などが行われております。
まだ受験が始まっていないお子様も、ご家族の方も、どんなに精神的に大変な思いをされていることでしょう。

そんななか、お子様のことを叱らなければならない時があるかと思います。
本人のやる気が感じられない。
やらなくてはいけないことをやっていないなど。
身近な家族だからこそ、言わずにはいられない。
そのような時、どのようにお子様に注意をすればよいのでしょうか?
これは、私たち中学受験プロ講師にとっても切実な課題です。
ひとりひとりに合った言葉のかけ方を常に模索しています。

ある本に出合いました。
ノーベル医学・生理学賞を受賞した、ips細胞で有名な山中伸弥さんと
ラグビーの日本代表選手・日本代表監督も務めた、故平尾誠二さんの対談をもとにした本。
『友情』
40を過ぎてから気の置けない友人に出会った二人だが、
一人ががんに侵され、もう一人の医師が色々模索するが、命を救うことができなかった。
その過程が赤裸々に描かれているものです。
その中で、平尾誠二さんが言った言葉が心に残りました。

 

「人を叱るときの四つの心得」

1:プレーは叱っても、人格は責めない。
2:後で必ずフォローする。
3:他人と比較しない。
4:長時間叱らない。

「スクールウォーズ」のモデルとなった伏見工業でも、
その後の同志社大学、神戸製鋼でも日本一になった人の言葉です。
私の今後の指導にも生かしていきたいと思います。

人に教えるということに唯一の答えはありません。
10人いれば、10人の教え方があります。

ネガティブな思考になりがちで結果の出せなかったテニスの大坂なおみ選手が、
全米オープンで優勝したのは今年のビッグニュースでした。
その功労者として、コーチのサーシャ・バインさんの名前をよく聞きます。
TVなどで、大坂なおみ選手にポジティブな言葉を投げ掛けているシーンをよく目にしますが、
あの言葉を掛ければ、誰でもポジティブになるか、と言えば、そんなことはないと思います。
当然ながら、それまでの大坂なおみ選手とサーシャ・バインコーチの絆があってこそ、
あの場で効果を発揮し、
また、何も言われなくても、なおみ選手が試合中に集中力をたもてたのでしょう。

入試直前期にお子様と接し方として、
自分が、いかにお子様のことを思っているかが伝われば、大丈夫です。
お子様が、一人で受験を戦っているのではないと思えたら、大成功です。
お子様を先頭に、ご家族の方と私たち講師がお子様の背中を押していって
合格にたどり着くこと願っています。

あと少しの努力を頑張りましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。