最新記事 2017年10月31日

テーマ: 理科

続 見て楽しい!水溶液の性質

こんにちは、大木快です。

突然ですがクイズです。写真に写っている生き物は何でしょうか。何もいないって?よく見てくださいね。

水溶液の性質 1

正解はトノサマバッタ。写真中央に写っているのが見えるでしょうか。
先日河川敷で見つけました。つまみ上げてみましたが、意外におとなしくしてくれました。顔をよく見ると、意外に愛嬌がある。せっかくだからアップで撮影してみようと思い、写真を撮ろうとしたのですが、その瞬間、勢いよく羽ばたいて、逃げ去っていきました。唯一取れたのがこの一枚。

アップにするとこうなります。

水溶液の性質 2

仮面ライダーをかわいらしくした感じで、愛嬌がありますよね(笑)

 

今回は、前回の水溶液の性質の続編です。
最強の指示薬=ムラサキキャベツを、さっそくスーパーで買ってきました。

ムラサキキャベツ。

水溶液の性質 3

初めて買いました。買い慣れていない食材なので、どこに置いてあるのかよくわからず、1件目は断念。2件目でようやく巡り合えました。

 

①キャベツ液づくり

ムラサキキャベツを刻みます。

水溶液の性質 4

刻んだキャベツを一度冷凍します。組織を壊して、色を出しやすくするためです。
水を張った鍋に入れ、火にかけ、数分煮出します。

出来上がった液はこんな状態。

水溶液の性質 5

鮮やかな紫色が出ています。

水溶液の性質 6

透明な容器にとり分け、準備完了。

②実験対象選び

次に材料選びです。

今回用意したものは、すべて身の回りにあるものです。
1 サンポール
2 クエン酸
3 酢
4 炭酸水
5 トイレマジックリン
6 リセッシュ消臭ストロング
7 手洗い用液体せっけんキレイキレイ
8 重曹
9 かんたんマイペット
10 ドメスト
11 パイプウォッシュ

おさらいですが、ムラサキキャベツ液の色は
強酸性→赤
酸性→ピンク
中性→ムラサキ
アルカリ性→緑
強アルカリ性→黄色
です。

さて、どんな色になったでしょうか…

 

②実験結果ダイジェスト(前半)

1 サンポール
2 クエン酸
3 酢
4 炭酸水
5 トイレマジックリン

水溶液の性質 7

 

まずは前半から。

手前の容器は、元のムラサキキャベツ液の入ったものです。

キッチンの油汚れには、アルカリ性(重曹など)が、水道まわりの水アカには、酸性(クエン酸など)がそれぞれ効果を発揮します。

以上はお掃除の基本。

サンポールは、その名の通り酸性。塩酸が主成分なので、今回の材料では最強の酸でした。実験結果は鮮やかな赤に。

クエン酸、酢、炭酸水は同じピンクでも少しずつ色合いが異なっていますね。

トイレマジックリンや消臭材はほぼ元のムラサキ色のままでした。

④実験結果ダイジェスト(後半)

6 リセッシュ消臭ストロング
7 手洗い用液体せっけんキレイキレイ
8 重曹
9 かんたんマイペット
10 ドメスト
11 パイプウォッシュ

水溶液の性質 8

後半です。

手洗い用せっけん、重曹はほぼ同じ緑色に。

ドメスト、パイプウォッシュの2製品には、水酸化ナトリウムが含まれていて、今回の最強アルカリ軍団。差はありますが、はっきりと黄色になりました。

⑤実験の見どころ

水溶液の性質 9

今回は、容器に取り分けたムラサキキャベツ液にいろいろな液体を加えて色の変化を見ました。

実際にやるとわかるのですが、色がパッと変わっていく瞬間が一番感動します。身近な材料でこれだけ色の変化を見ることが出来るのは、理屈では分かっていても、楽しいものです。

⑥安全上の注意

今回の実験における注意点を挙げておきます。

・洗剤同士を混ぜない

洗剤類にはもともと「混ぜるな険」などの表示がありますが、捨てるときにはそんなことを忘れているものです。間違って混ぜると塩素ガスが発生しますので、注意してください。

まだやっていない皆さんは、ぜひ一度お試しあれ。今やっておけば、来年の夏休みの自由研究をやらなくて済みますよ(笑)