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投稿日:2012年02月14日

テーマ: 国語 / 自由が丘校

反省と決意

お久しぶりです。

今年も受験が終わり、やっとブログを書けるようになりました。

今年の受験は一言でいうと「つらかった」。

とにかく倍率が高く、偏差60以上のレベルの高い生徒が5日まで残っている状況なので、偏差50台の生徒はかなり苦戦していました。

例年以上に激戦というイメージで、第一志望に合格した生徒は例年以上に少なかったのではないかという印象です。

神様ではないので、100%読めることはないのですが、それでもある程度は見通しが立つものです。しかし、今年は受験の厳しさを改めて実感しました。

もちろん、合格するために全力で指導はしています。だから、今年度も開成、麻布、桜蔭、聖光学院に合格者を輩出しました。それでも、悔いは残るのです。

今年度は、自由が丘校に4日出向することが決まりましたので、校長として自由が丘校を盛り上げるため、さまざまなことを自由が丘校から発信していければと思います。

今、開成、桜蔭、麻布、渋幕などの入試問題を解き終わりました。これからも暇を見つけてどんどん解いていければと思っています。

とくに、御三家以外の入試問題も精力的に解いていきたいと思います。ちなみに、東京都市大付属、等々力、難関校では灘、浦和明の星はもう解き終わっています。

開成、桜蔭はやや易化、麻布は昔の麻布の問題に戻りつつあり、難化。渋幕は、長文化しましたが、難易度はあまり変わらない感じです。

特に、この中で驚いたのが、麻布です。

選択肢問題があるので、一見簡単になったと思われがちですが、大手塾の解答がすでに割れているように、実は難易度が高い問題です。

さらに、自分の考えを述べさせる問題まで出題されています。それもただの意見作文ではなく、解答の方向性をしっかり定めさせたうえで、解答を自分で推理して書かせる問題なので、開成の意見作文とは違ったものです。

開成は次郎物語から出題していましたが、文章題一題構成なので、受験生にとっては意外と楽だったのではないかと思います。

桜蔭も、例年通り二題構成ですが、一の文章題は比較的簡単であり、二で差がつく感じです。

二は久々の童話的な物語文で、国語が苦手な生徒は多分、きついだろうなという問題です。

また、御三家などの今年度の入試問題を分析したものをブログ等で書かせていただく予定です。

今回はここまで。