最新記事 2016年12月23日

テーマ: 算数

計算力は記憶力①~基本編~

みなさん、こんにちは。受験ドクターの亀井章三です。

 

算数の講師をしていますと、一番お目にかかる不安の声は「計算ミス」です。

 

算数の問題としては決して難しくはない「計算」

算数の問題で一番多く取り掛かる「計算」

 

それなのに計算ミスはなくなることはありません。

 

いったいどうすれば計算ミスはなくなるのでしょう。

その一つの方法が記憶力です。

 

 

<計算ミスを防ぐ方法は「計算しない」?>

実は計算ミスを減らす一番の方法は「計算しない」ことにあります。

 

計算問題なのに計算しないとは?どういうこと?

と思われるかもしれません。

 

ここで言う「計算しない」とは、

・分配結合法則を使い、計算式をまとめ、計算量を減らす

・九九のように答えをおぼえることで、計算せずに求められるようにする

という意味があります。

 

そう、計算ミスは計算するから発生するわけで、計算しなければ計算ミス

が生まれることはないわけなのです。

 

では何をおぼえればよいのか。今回は「計算編」として、計算問題や規則性

、図形の問題に必要なものをご紹介いたします。

算数 計算力 3

 

< ① 3.14のかけ算 >

おぼえる計算の代表格「3.14の計算」です。

最低限3.14×2から3.14×9はおぼえましょう。そうすると筆算が

とても楽になります。

そこに加えて、×12や×36などのよく出るものをおぼえます。

 

 3.14×2=6.28

 3.14×3=9.42

 3.14×4=12.56

 3.14×5=15.7

 3.14×6=18.84

 3.14×7=21.98

 3.14×8=25.12

 3.14×9=28.26

 

 3.14×12=37.68 (半径6㎝の円の円周など)

 3.14×15=47.1

 3.14×16=50.24 (半径4㎝の円の面積など)

 3.14×18=56.52 (半径9㎝の円の円周など)

 3.14×24=75.36

 3.14×25=78.5  (半径5㎝の円の面積など)

 3.14×27=84.78

 3.14×32=100.48

 3.14×36=113.04 (半径6㎝の円の面積など)

 3.14×64=200.96 (半径8㎝の円の面積など)

 

 

< ② 平方数・三角数 >

次は規則性・数列でおなじみの「平方数・三角数」です。

特に、数表の問題ではこれを知っていたほうが良いです。

また平方数は、相似形の面積比でも使います。

 

平方数(11以上)

 11×11=121

 12×12=144

 13×13=169

 14×14=196

 15×15=225

 16×16=256

 17×17=289

 18×18=324

 19×19=361

 25×25=625

 32×32=1024

 

三角数(1からある整数までの和)

 1+2=3

 1+2+3=6

 1+2+3+4=10

 1+2+3+4+5=15

 1+2+3+4+5+6=21

 1+2+3+4+5+6+7=28

 1+2+3+4+5+6+7+8=36

 1+2+3+4+5+6+7+8+9=45

 1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55

 1から11までの和=66

 1から12までの和=78

 1から13までの和=91

 1から14までの和=105

 1から15までの和=120

 1から20までの和=210

 

 

< ③ 分数と小数の変換 >

計算問題では、分数と小数が混じったものがよく出題されます。

その際に、小数と分数を速く変換できたほうが良いわけです。

 算数 計算力

 

これを基本として次のように求めます。

算数 計算力 2

これをおぼえておくと、計算式の分数の分母は4とか8とか20の

ように、「すべて小数に約分できる分母」の場合、小数で計算する

ほうが速いことに気づけるわけです。

算数 計算力 4

次回は、場合の数や数の性質の問題でよく出てくる「暗記すべき数字」

をご紹介いたします。