最新記事 2017年03月24日

テーマ: 社会

中学受験に出る歴代内閣総理大臣の話

こんにちは。

社会科担当のDです。

みなさん、社会の学習は順調に進んでいますか?

自民党の総裁任期が2期から3期に変更になったというニュースが最近ありました。

自民党の総裁任期は1期3年ですから、3期までということは最大で9年間です。

安倍さんが3期9年与党の総裁を務めることになると、安倍内閣は最大で2021年9月まで続く可能性があります。

第1次安倍内閣(2006年~2007年)と合わせると、安倍さんが歴代で一番長い総理大臣になるかもしれません。

 今回は「歴代内閣総理大臣」についてお話します。

<内閣総理大臣の平均在職日数>

 

内閣制度は1885年、それまでの太政官制を廃止して始まりました。

以来今日までの131年あまり。

この間に、初代内閣総理大臣の伊藤博文から現在の安倍晋三まで、57人のべ97代の総理大臣がいます。

内閣総理大臣の平均在職期間を計算してみましょう。

131年×365=47815日

47815÷97=493日(1年4か月)

日本の内閣総理大臣は平均1年4か月で交代しています!

アメリカの大統領など世界のリーダーと比べ、日本の首相はコロコロ短期間で変わっているんですね。

 中学受験 歴代総理大臣 1

<在職期間の長かった内閣総理大臣>

 

歴代内閣総理大臣と在職日数

1位 桂太郎   2886日(7年11か月)

2位 佐藤栄作  2793日(7年8か月)

3位 伊藤博文  2720日(7年6か月)

4位 吉田茂    2616日(7年2か月)

5位 小泉純一郎 1980日(5年5か月)

6位 安倍晋三   1897日(5年2か月)

7位 中曽根康弘  1806日(5年)

 8位 池田勇人   1575日(4年4か月)

9位 西園寺公望  1400日(3年10か月)

10位 岸信介     1241日(3年5か月)

(2017年3月7日時点)

歴代内閣総理大臣の中で通算の在職日数が一番長いのは桂太郎です。

1901~1913年の期間に、西園寺公望と交互に3度内閣総理大臣になりました(桂園時代)。

日英同盟(1902)、日露戦争(1904)、ポーツマス条約(1905)は桂内閣のときです。

歴代2位は佐藤栄作です。

連続の在職日数では歴代1位です。

また、戦後の内閣総理大臣の中では在職日数第1位です。

岸信介の実弟です。

日韓基本条約(1965)、非核三原則(1967)、沖縄返還(1972)は佐藤内閣のときです。

第3位は伊藤博文です。

1885年初代内閣総理大臣に就任したとき伊藤博文は44歳でした。

これは内閣総理大臣就任の最年少記録です。

伊藤博文は1885~1901の間に4度内閣総理大臣に就いています。

これら上位3人は長州(山口県)出身です。

安倍さんの選挙区も山口県です。

歴代総理大臣に山口県出身者が多いのは、藩閥政治の名残りなのでしょう。

第4位の吉田茂は1946~1953年の間に5度内閣総理大臣になりました。

これは内閣総理大臣の最多任命記録です。

吉田内閣のとき、サンフランシスコ平和条約・日米安全保障条約(1951)が締結されました。

 中学受験 歴代総理大臣 2

在職期間が長い総理大臣は、日清・日露戦争、高度経済成長、戦後復興など日本の政治・経済が安定していたときに多いです。

<在職期間の短かった内閣総理大臣>

 

歴代内閣総理大臣と在職日数

 1位 東久邇宮    54日

2位 羽田孜      64日

3位 石橋湛山    65日

4位 宇野宗助    69日

5位 林銑十郎    123日

6位 鈴木貫太郎  133日

7位 阿部信行   140日

 8位 犬養毅     156日

9位 清浦圭吾   157日

10位 米内光政   189日

在職日数の短い内閣総理大臣は戦前・戦後の混乱した時期に多いです。

病気、スキャンダル、護憲運動、選挙、暗殺などが在職期間が短くなった理由です。

<まとめ>

内閣総理大臣についての出題は公民と歴史の融合問題でも考えられます。

戦前・戦後の主な内閣総理大臣について自分でまとめてみましょう!