中学受験プロ講師奮闘記

受験ドクターのプロ講師が「指導ノウハウ」・「注意点」を公開!受験生・親御様をサポートします!

「中学受験プロ講師奮闘記」とは?

有名中学校への合格実績を多数持つプロの講師たち。どうしたら生徒さんがやる気になるのか、どうしたら成績が上がるのか。日々研究し、実践を積み重ねています。
このブログでは、そんなプロ講師たちの奮闘ぶりを紹介しつつ親御様方へのサポートしたいという趣旨のもと立ち上げました。
皆様の参考にして頂ければ幸いです。

語彙力と文脈を読み取る力

春期講習も後半にさしかかり、受け持ちの生徒の様々な問題点が見えてきました。

特に感じたのは、文章の難易度が高くなると、すぐ思考停止状態に陥る生徒が多いということです。

その原因は、ずばり語彙力不足と活字慣れしていないこと、そして、文脈を正しく把握できていないことです。語彙力がある程度ないと、やはり中学受験の文章を読むのはつらいですし、長文が多いので、活字慣れしていないと、最後まで集中力が持ちません。正直、これらのことは塾ではカバーできないので、ご家庭で取り組んでいただくしかないのが現状です。ただ、6年生の場合はそうもいっていられないので、語彙力を増やすために、ある問題集に取り組んでもらっています。さらに、長文に慣れるために、レギュラー授業では、宿題として入試問題を「読書」してもらっています。

文脈力は、本当に大切で、これがないと設問の意図すら読み取れません。なぜなら、傍線部の解釈が正しく出来ないからです。また、文のつながりが読めないと、段落のつながりも読み取れず、結果として、文章全体を把握することもままならないのです。これは物語文も同様で、特に最近よく出題される古典的な文章(太宰治、芥川龍之介など)や随筆文のような物語文(私小説)にも太刀打ちできないでしょう。中学受験で出題される文章は、中学生が読むような文章が圧倒的に多いので、このような力は絶対に必要なのですが、文脈をしっかり意識させながら授業をしている先生が少ないのが現状で、多くの先生は、文章内容の理解と設問の解説を中心とした授業を行っています。さらに悪いことに、文章のレベルが高いと、クラスレベルによってはそれを扱わないで、易しい文章で設問を解かせるため、ますます難易度の高い文章は読み取れなくなるのです。

ちょっと語ってしまいました。

まあ、いまさら過去を振り返ってもしょうがないので、いまは出来る限り、これらのことを改善すべくカリキュラムを大幅に変更しながら、頑張っています。どんな状況でもあきらめないで改善策を考え、実行していくのがプロですから。

さあ、春期講習もあと半分!!生徒の皆様、引き続き頑張りましょう。そして、考える楽しさが味わえる(考える苦しみかな?)、楽しい国語の勉強をしましょうね。

追伸

私事では有りますが、私(H.O)のホームページが2,3日前に完成しました。興味を持たれた方は読んでいただければ幸いです。(国語、ドクター講師で探して下さい。)

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