有名中学校への合格実績を多数持つプロの講師たち。どうしたら生徒さんがやる気になるのか、どうしたら成績が上がるのか。日々研究し、実践を積み重ねています。
このブログでは、そんなプロ講師たちの奮闘ぶりを紹介しつつ親御様方へのサポートしたいという趣旨のもと立ち上げました。
皆様の参考にして頂ければ幸いです。
・・・お久しぶりです。
恒例の言い訳オンパレードはなしにして、本題に入ります。
ただいま、6年生のご家庭との面談期間中。
生徒ごとに残り100日間のカリキュラムを整え、あとは実行するのみという段階です。
悩みや不安がまったくないというご家庭は皆無でしょうから、やはり何らかのご相談ごとが出てきます。
各科目の成績についてのご相談以外にも
どうしても第一志望校が絞りきれない
おだてても、脅しても、家庭学習に取り組まない
反抗期真っ只中、連日連夜の大バトル
など、例年同様、この時期ならではのご相談がありました。
そんななか、面談の最後にねぎらいの言葉をおかけしたところ、急に泣き出したお母様が。
「何かマズイこと言ったのか? 地雷踏んだのか??」
との思いが頭の中を駆け巡りましたが、違いました。
お母様曰く
「受験生の母としてやるべきこと」はやって当然。それに対してねぎらいの言葉をかけてもらったことは、これまで一度もなかった。
子どもが一番大変なのはわかっているけど、私も目一杯頑張っているつもり。それを誰かに気にかけてほしかったのかも。
わかってくれている人がいる、そう思っただけで救われた気がした。
そんなお話でした。
「受験生の母」は縁の下の力持ち的な存在で、大変さがクローズアップされない損な役回りなのかもしれません。
でも、周囲は、お母様方の大変さをわかっているはずですし、評価しているはずですよ。
唯一わかっていないのは・・・生徒たち。
例年、受験が終わると生徒たちに
「ちゃんと『今までありがとうございました』ってお礼を述べないとダメだよ」
と声かけするのですが、きまって
「え、なんで?」
「は? こっちがお礼言ってもらいたいくらいなんだけど」
などと返ってきます。
ママに感謝の言葉を述べるのは、恐らく成人式の頃なのでは。
それまで、待ってあげて下さい。
2011年10月29日
各種判定テストも中盤にさしかかり、志望校の絞り込みに苦労されているご家庭も多いことと思います。
説明会への参加、文化祭の見学などをなさって、学校の雰囲気やお子さんの反応など、学校選びの具体的な材料も増えてきますね。
入りたい学校への気持ちが高まる場合もあるでしょうし、若干の違和感を感じる場合もあるでしょう。
学校の雰囲気、先生方の雰囲気、生徒の雰囲気、設備環境の充実度、カリキュラムの特色、進路指導の充実度など、いろいろな基準を考えてみて、それぞれについて評価しておられることと思います。
お子さんたちもそれなりの感想を持つことでしょう。ただ、お子さんたちの学校に対する印象は、限られた情報と必ずしも確かでないお子さんなりの直感で構成されるので、バランスを整えてあげる必要があります。また、まだあまりイメージが具体化していない中学・高校生活(→大学受験、仕事選び)について、ご家族や周りの大人がアドバイスしてあげることが必要な場合もあるでしょう。
また、志望校選びに当たっては、お子さんがその学校の中でうまくやっていけているイメージが浮かぶかどうか、という基準も付け加えて下さい。
なお、1月受験など志望校以外に受験する学校がある場合、志望校と受験者層が重なるトライアル的な場として活かせるか、出題傾向・水準が似通っているかなどを基準に選ぶことができます。
いろいろ考えて志望校選びをしたとしても、来年、どのような生徒さん達が新入生として入学していくのか、進路状況がどのように変動していくのか、新しい環境の中でお子さんがどのように対応していくのかなど、不確定な要素も多々あります。学校選びには、目をつぶって飛び込む、という面もあるのです。できるだけ情報は集めて、入試についても志望校に特化した準備を怠らず、あとは、合格、入学の運びとなった学校でベストを尽くすこと、学習の流れを切らずに、新しい段階につなげていくことで、成長を続けていただくことを祈っております。
2011年10月17日
先日、光より速い素粒子の発見か!?というニュースが世界を駆け巡りました。
物質をどんどん小さくして行くと原子という粒になります。さらに原子を小さくして行くと、電子と原子核(陽子・中性子)になります。さらにそれらを小さくして行くと最後には素粒子という粒になります。素粒子とは、それ以上小さくならない粒子のことです。ちょうど算数でこれ以上約分できない数を素数というのと同じです。
素粒子にはいくつかの種類がありますが、今回ヨーロッパの実験で使われたのはニュートリノという素粒子です。ニュートリノは非常に質量が小さく、どんなものも通り抜けてしまうお化けのような性質があります。
これを巨大な加速器でスイスのジュネーブからイタリアのグランサッソーまでの地下を730キロ飛ばしたところ、光速(秒速30万キロ)より60ナノ秒速く到着しました(1ナノ=10億分の1)。
この実験結果は今後追試が必要ですが、もし、光速より速い物質が本当に存在するなら、アインシュタインの相対性理論の修正をせまる大発見です。
相対性理論によると時間も空間も伸びたり縮んだりします。巨大な質量のあるものの近くでは空間は歪んでしまいます。また、速度の速い乗り物の中では時間はゆっくりとしか進みません。
いま、光速に近いロケットで宇宙旅行を1年間して地球に帰ってきたとしましょう。光速に近いロケットの中では時間はゆっくりとしか進みません。たとえば、ロケットの中の1年間は地球では30年間に相当するとしましょう。すると、このロケットは30年後の未来の地球に帰還したことになります。つまり、未来にタイムトラベルしたことになります。
このように、「未来へのタイムトラベル」は理屈の上では可能です。もちろん、光速に近い乗り物があったらという仮定の上ですが。
では、「過去へのタイムトラベル」は可能でしょうか?
もし、時間をさかのぼることができて、戦国時代にタイムスリップしたと仮定しましょう。(昔、「戦国自衛隊」という映画がありましたね。)そこで、織田信長に本能寺の変の危険を知らせて信長の命を助けたとしましょう。すると、その後の秀吉の天下も家康の江戸幕府もありません。これは明らかに歴史の事実と矛盾します。このような矛盾が生じたのは、そもそもはじめの仮定が誤っていたからです。したがって、時間をさかのぼることはできないのです。
上は背理法を使った論理学的証明ですが、アインシュタイも相対性理論の中で光速を超える物質は存在しないとしました。つまり、過去へのタイムトラベルはできないということです。
ところが、今回の実験結果は背理法にも相対性理論にも真っ向から矛盾するものです。
あらゆる理論は真実のための仮説に過ぎません。相対性理論とてまた一つの仮説です。そして、理論は新たな事実の発見によって常に塗り替えられて行きます。
今後の実験結果の追試が楽しみです。
2011年10月5日
「わかった?」「できた?」「おわった?」 お子さんに対して、よく使う表現ではないでしょうか。 「今日の授業はわかったの?」 「今日のテストはできた?」 「宿題もう終わったの?」 このような質問について、少し考えていただき
2011年10月3日