有名中学校への合格実績を多数持つプロの講師たち。どうしたら生徒さんがやる気になるのか、どうしたら成績が上がるのか。日々研究し、実践を積み重ねています。
このブログでは、そんなプロ講師たちの奮闘ぶりを紹介しつつ親御様方へのサポートしたいという趣旨のもと立ち上げました。
皆様の参考にして頂ければ幸いです。
大きなニュースがあったので、今日は自分がたりをしたい気分です。
昨年度まで僕は、昨日今日と大きな話題になっている大手中学受験塾に所属していたわけですが、
当時はコースの「平均」偏差値や、志望校別コースの合格者「数」を目標としていました。
コースを預かる責任が「重い」のは事実ですが、一人や二人の生徒の結果が芳しくなくても、コースと
して結果を残すことができれば良し、としてきた側面が、少なからずあったことは事実です。
しかし今年からは状況が一変。一人ひとりの生徒の熱意、お父様、お母様をはじめとする保護者の
皆様の熱い「想い」に毎日直面しています。 (その愛情が羨ましいです)
「重い」「想い」に応えたい僕は、一人ひとりに一生懸命になっちゃいます。
毎回楽しんでもらって、ちゃっかり賢くなってもらって、翌週また話したいなあ・・・と。
だからこそ、自信をもってテストに送り出した生徒の結果が振るわなかったら、落ち込みます。
黙れと注意されるくらいしゃべる関西人の僕でさえ、黙って考え込むくらい悩みます。
どうしたら挽回できるのかを共に考え、新しい作戦を実行して・・・だから頑張れ!お願い頑張って!
講師にとっては何十、何百分の一の生徒でも、その家庭にとっては、かけがえのない一分の一。
その気持ちに、少しは近づけたかなと感じています。
最近、涙腺の弱い僕は来春、どうなってしまうのでしょう?
○○君、○○さん(あんたのことやで!)
頼むで、期待してるで!ええ意味で泣きたいんや!!
・・・重い?
ん、文章の内容じゃなくて、僕の身体の事ですか。
もうすぐ夏なのに。
2010年5月28日
以前、このブログで、「担当する生徒たちの幼さゆえの珍妙な発言を通訳するのも私の仕事」と書きました。
最近はどんな発言でも冷静に通訳していますが、傍で聞いていると異常に面白いらしいのです。
慣れって恐ろしいですね。
どれだけ珍妙か、ちょっと紹介(というより、暴露かな)してみます。
皆さん、瞬時に通訳できます?
その1
塾の先生の解説がよくわからないので、授業に出たくないとぼやく生徒。
「もう、おさばらしたい。」
その2
とある生徒が、小柄な友人をじっと見つめて一言。
「お前って、垂直に言うとチビだよね。」
その3
授業続きでダミ声になってしまった私に対して
「先生、のどがカラカラだね。」
その4
学校の担任がちょっと苦手だと言う生徒。理由をたずねると
「エステニックは良くないよね。」
その1 おさばら → おさらば
その2 垂直に言うと → 率直に言うと
その3 のどがカラカラ → 声がガラガラ
この程度なら、すぐに意味がわかりました。
でも、その4は・・・一体何が言いたいのか、瞬時にはわからず。
エステニックって何???
エステ? エスニック? 私が怪訝そうな顔をしていると
「ほら、女の人って、結構そうでしょ。」
・・・???
「なんか、急に怒り出すんだもん。」
・・・!!! ヒステリックか!
その5
そのエステニック発言の主が「私は先生の言いたいことが全てわかる」といきなり豪語。
「だって、エイサーだから。」
・・・また、訳のわからないことを・・・。 沖縄のかけ声ですか?
「私にはエイサーがあるんだから。」
・・・パソコンメーカー(acer)のこと?
「だから~、私にはね、ココ(頭のてっぺん)にエイサーがついていて、先生の言いたいことがピッってわかるようになってるの!」
・・・センサーのことね・・・。
珍語録に載るような発言をする生徒の共通点は、おしゃべりだということ。ヘンテコな発言を恥ずかしがる素振りも見せません。
間違いを発見・修正できる機会が多くなるので、好きなようにしゃべらせています(あ、もちろん問題を解くとき、解説を聞くときはそれに集中させますが)。
「ママに『無理に難しい言葉は使わなくていいのよ』って言われた」そうですが、抑止するのは逆効果。どんどん使わせましょう。
ヘンテコ発言はすぐ修正。
それを入試まで繰り返していけば、多少なりとも語彙力アップにつながるのでは・・・と淡~い期待を抱きつつ、今日も通訳に励みます。算数講師ですけど。
先週の続きです。
読むのが遅い、解き終わらないという難題に対し、どのような対策をすればいいのか?
もちろん、一文を正しく読めることは大前提です。これができないと、雑な読み取りななってしまうからです。そのうえで考えていきます。
まず、なぜ文章が早く読めるのかを考えましょう。
私も結構早く読むほうですが、大概一つ一つ丁寧に読んではいません。
例えば、ビジネス書、自己啓発本(説明的文章)であれば、まず目次を読み、自分が知りたい情報があるかどうかを確認したうえで購入し、共感できる部分などに線を引きながら読みます。
要は、自分の知りたい情報をあらかじめ決めておき、それをもとに文章を読むと早く読むことができるのです。
では、中学入試において受験生が知りたい情報ってなんでしょうか。
簡単ですよね。問題の答えになる部分です。(笑)
でも、問題の答えになる部分ってどうやって探せばよいのでしょうね?
その答えは、設問作成者に聞いてみれば早いのですが、まず教えてくれませんね(笑)
仕方ない。自力で考えるしかないですね。
というわけで、自分も十年前からずっと考えてきました。(誰も教えてくれないし、十年くらい前は国語の問題集とか、参考書なんてほとんどなかったですからね。テクニック本はありましたけど、小手先で誤魔化したくなかったので。)
なので、入試問題や大学受験の問題集や参考書を解いたり、読んだりしながら必死で考えました。
そこで見えてきたものがあります。
まず本文中に手掛かりがあるものが、答えとなること。これは、いまでこそ当たり前のことですが、一昔前は、誰もこんなことは言っていませんでしたので、Sでは異端児的存在でした。
次に、文学的文章、説明的文章とジャンルごとに問われる内容に、ある法則があることに気付きました。
例えば、文学的文章なら心情の変化、説明的文章なら筆者の考え、言いたいことという風に。
ではこれらを見つけるためにどうすればよいか。
例えば心情なら、動作、セリフ、表情で表現される、それも出来事と絡めて因果関係(出来事→理由、心情→結果)で読んでおくと分かりやすい。
あと人物関係や、家庭環境などが心情に影響を与えることが多いので、それも押さえておく。
さらに形式段落、場面というかたまりごとに文章を読めば、より情報が整理されて分かりやすくなるということがわかりました。
これらのことが分かった時、とても嬉しかったです。
Sで学校別テストなどを作成していたことも、今思えば、大きかったですね。だって、自分が設問作成者なのですから。
でも、これらのことって、今は市販の参考書や問題集に載っていますよね。(哀)
しかし、どうやってそれを生徒に伝え、生徒がそれらのことを意識して読めるようにしていくか?っていうのは、やはり、講師の力量次第です。どんなにテキストが良くても、設備が整っていても、受験情報がたくさんあっても、カリキュラムが良くても、生徒の学力を伸ばす決定打にはならない。やはり、「人」です。(昨日、このSに関する衝撃的な事件があったので、このことを実感しています。)
話はちょっと脱線しました。すいません(笑)
「僕のわるいくせ」(水谷豊さん風に)
ところが、これだけでは「正確に、早く」は解けません。
設問文の読解を正しく行わないと、正解できないのですから。次回は、この点について述べていこうと思っています。
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