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新学年の公開テストの活用法

少し前までは肌寒い季節でしたが、もうすっかり春ですね! コートなしで散歩できる気持ち良い季節到来です。

あ、でも、花粉症の人にとっては、つら~~い季節かもしれませんね…。

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一方、勉強の方はというと、春期講習が終了し、小学校も4月から新学年になりました。

受験ドクター生の皆さんは、新たな気持ちで勉強に取り組めていることでしょう。

 

4月に入って、これから塾の公開テストを受ける(もしくは、受けた)という人も多いと思います。

特に、6年生の皆さんであれば、「普段通っている塾以外の公開模試も受けてみたい!」という積極的な人もいるかもしれませんね。

 

サピックスならサピックスオープン、四谷大塚や早稲田アカデミーなら合不合判定テスト、日能研なら実力判定テストなどがあります。

他にも、「組分けテスト」と呼ばれるものは、いわゆる公開テストの扱いではありませんが、外部生も受験できるものがあります(サピックスや四谷大塚など)。

 

もちろん、テストを受けても無理に入塾させられることはありませんよ。

気になったら、各塾に問い合わせてみましょう。

 

さて、これらのテストですが、受験後、皆さんはどのように利用されていますか?

この時期は、テストの利用法を見直す良い時期かもしれません。

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ここで、テスト後の受験生の様子を想定してみましょう。

 

[Aくんの場合]

①「ふう~、テスト終了! とりあえず、力は出し切ったかな。」

②「気になった問題があったんだよね。よし、すぐに自己採点!」

③「〇〇分野での失点が多かったなぁ。テキストで間違いの多かった分野を確認だ! それでも分からなければ今度のドクターの授業で質問しよっと。」

 

[Bくんの場合]

①「ふう~、テスト終了! いや~、疲れたぁ…。」

②「気になった問題があるなあ。でも、テスト返却までまだ時間があるし、その時に復習すればいっか。」

③「国語の最後の記号問題は時間がなくてテキトーだけど正解していないかなあ…。しかし、偏差値・点数・順位が気になるなぁ!」

 

上記の2人のパターンなら、どちらが良い取り組みなのかは、もう一目瞭然ですね。

 

ただ、Bくんほど極端ではないにせよ、テストを受け終わってすぐにテストの見直しをしない子が少なくないのです。実際、テストを受験直後に生徒さんに「どうだった? 自己採点や見直しはした?」と聞くと、半分くらいの子は「まだやっていません」と答えます。これはもったいないですね。

 

テストはいわば「健康診断」みたいなものです。かりに皆さんが病気だったとすると、健康診断を受けただけでは健康にはなりませんよね?

 

言うまでもないことですが、健康診断を受けた後、どう対処すべきかが大事なのです。テストも「受けっぱなし」では、成績は受験する前とまったく変わりません

 

よく「テストで正解にこだわり、間違えたことに対して悔しがる子ほど成績は伸びる」と言います。テスト直後に正解だったかどうかをチェックするのは生徒さん本人からすれば、ちょっと恐い気もするのですが、あえてそこで間違えた問題に対して、悔しがったりショックを受けたりしてほしいのです。

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もちろん、ただ悔しがるだけではいけません。

 

まずは、きちんと解説集を読んでみる。それでも分からないところは、受験ドクターの講師に質問しましょう。実際、解説を読んだだけでは分からない問題も結構あるのではないでしょうか?

 

テストを有効的に活用して、「健康優良児」を目指しましょう!


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