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こんにちは、本年度より横浜校校長を務めることになりましたOです。新たな講師として桑田先生（算数・理科担当）を加えて、さらにパワーアップした横浜校に、どうぞご期待ください！

２月のこの時期は中学受験シーズンを終えたばかりですので、まだ余韻が残っていますね。受験ドクター生は、その雰囲気を是非とも受験勉強に上手にいかしてほしいものです。そして、先輩たちに続いて栄冠を勝ち取ってほしいと思います。

さて、横浜周辺には首都東京に負けないくらい多くの私立中学があります。その中でも特に受験ドクター横浜校に通う生徒さんに人気の高い中学校を、今回は男女３校ずつ簡単にご紹介しましょう。詳しいデータなどは各学校のＨＰや学校案内パンフレットなどを参照いただければと思います。

【男子校】
① 聖光学院
ＪＲ根岸線の山手駅を降りて坂を登っていくと、聖光学院の校舎が見えてきます。言わずと知れた神奈川御三家のトップ校ですが、近年は開成や麻布の併願として受験することも多く、「開成合格で聖光が不合格」というケースも決して珍しくはありません。入試問題自体は、各教科難しすぎるというわけではないので、しっかりと「とるべきところをとる」という4教科バランス型が求められます。

② 栄光学園
こちらも昔から神奈川男子の最難関校として知られている学校です。聖光学院がどちらかというと記号選択式で問題処理スピードが試されるのに対して、栄光学園は記述式で高い思考力が要求されます。平素からコツコツと積み上げていく学習を心がけましょう。ちなみに、国語の文章でもおなじみの養老孟司さんや、社会でも登場するＩＡＥＡ事務局長の天野之弥さんはこの学校の出身です。

③ 浅野学園
実業家の浅野総一郎氏が創設し、神奈川御三家として人気の高い進学校です。横浜から近いＪＲ京浜東北線の新子安駅という好立地で、しかも試験日が2/3ということもあり、毎年1500名以上の応募者が集まるという激戦校でもあります。高い偏差値の割には素直な出題形式のため、各教科の正答率65～70％を目指したいところです。苦手科目を作らないことが大切です。

【女子校】
① フェリス女学院
日本で最古の女学校の一つとして知られている神奈川県屈指の伝統校です。女子に人気の街、石川町（ＪＲ根岸・京浜東北線）から徒歩10分以内と通いやすい場所にあります。入試傾向は比較的安定していますが、国語の自由記述など独特な出題もあるので対策が必要です。算国の配点が各100点、理社が60点なので、まずは主要科目である算国の基礎をしっかりと固めることが大切です。

② 横浜雙葉
フェリスと同様、100年以上の歴史を持つ伝統校です。雙葉と名のつく女子校は日本に６校ほどありますが、こちらは東京四ツ谷にある雙葉に並ぶ高い人気を誇ります。小学校が併設されているため、内部進学生がいるのも雙葉の特徴です。入試問題は学校レベルに比して素直な出題が多く、そのため高得点勝負となるでしょう。

③ 横浜共立学園
前述した2校とともに神奈川女子御三家の一つで、本校も創立が1871年という伝統校です。大学合格実績は毎年安定していて、早稲田や慶應、上智といった難関私大に強いのが特長です。神奈川女子御三家の中では、唯一2/1と2/3の2回、入試が行われますが（※2/3は算国のみ）、募集人員にかなり差があるため、第1志望の人は2/1から受験した方が良いでしょう。

他にも魅力的な学校がたくさんありますので、学園祭やオープンキャンパスなどに是非、足を運んでくださいね。