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さあ、新年度の始まりです!

皆さん、こんにちは。
東京校校長の澤田重治です。

多くの中学受験塾では、この2月から学年を更新して、学校に先立って新年度が始まっています。
特に「新6年生」の皆さんは、いよいよ「受験生」と呼ばれるようになりました。
まだ、あまり実感がわいていないかもしれないですね。

この春の入試で頑張ってくれた旧受験生たちの健闘を称えるべく、
東京校でも、「合格短冊」と呼ばれる掲示物を鋭意作成中です。

tokyo_2019february

さて、受験生も非受験生も、新年度を迎えるにあたって、ぜひやっていただきたいことがあります。
それは、新しい学習リズム(生活リズム)を作ることです。

新年度が始まると、単に呼称としての学年が変わるだけでなく、様々な変化が生まれます。
たとえば、塾や学年によっては授業曜日が変わる人もいるでしょう。
授業回数が増える人もいます。
また、今までなかった「理科」「社会」の授業が始まるという人もいます。

当然、学習内容も一歩進んだものとなり、今までよりも難しくなるでしょう。
お通いの塾で、担当の先生が変わることもあります。
それらに伴って、宿題も増えるかもしれませんね。

この変化の中で、一日も早く、しっかりと成果の出る学習リズムを作らなければなりません。
これは、結構大変な作業だと思います。
もちろん、お子さん一人でできることではありませんから、ご家族の協力も必要です。

それを見越して、どの塾もスタート部分のカリキュラムはやや緩やかになっていますから、
余裕があるうちに新しい学習のリズムを作ってしまいましょう。

学習リズムを作る上で知っておいていただきたいことを列記しますので、ぜひ参考になさってください。

(1)宿題量の把握
各科目で、ルーティンとして出される宿題があると思います。
どのような宿題がどの程度出され、お子さんがそれをこなすのに、どのくらい時間がかかるのかを把握するのが、スケジュール作りの第一歩です。

(2)授業後できるだけ早く時間を取る
記憶が新しいうちに宿題に取り組んだ方が早く終わりますし、その宿題をこなすことによって記憶を定着させることにもなります。
効率よく学習し、短時間で効果を上げるためにも、授業後できるだけ早く宿題をするように計画してください。

(3)余裕のあるスケジュールにする
ぎゅうぎゅうにスケジュールを立ててしまうと、余裕がなくなることで弊害が生まれます。
その最たるものが「解法の丸暗記学習」でしょう。
本質を理解することよりも、目の前の宿題をかたちだけ終わらせることを優先してしまうと、学習時間を確保している割に成果が出なくなります。
それを避けるためにも、「予備日」や「予備時間」を設けるなど、時間的、精神的に余裕のある状態で取り組めるように計画してください。

新学年となって新たな気持ちでいる今の時期は、学習習慣を変える良い機会でもあります。
親子で相談しながら、実効性のある、より良い学習習慣を作っていきましょう。


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