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秋になりましたね。

みなさん、こんにちは!受験ドクター算数科講師のA.K講師です。今月のたまプラーザ校校舎ブログは、私が担当させていただきます。

今年の夏も、あっという間に終わってしまいました。振り返ってみると、例年よりは猛暑日と呼ばれる日が少なく。夜も涼しい日が多く、個人的には過ごしやすい夏でした!
皆様は、いかがでしたか?この夏は、充実した日々を過ごせましたか?A.K講師は、毎日たまプラーザ校と東京校を往復して、とにかく多くのお子様の持っている力を引き出すことに全力を注いだ夏でした。

大手の集団塾では、夏の終わりに大規模な実力テストがあります。たとえば、SAPIXでは8月の終わりにマンスリーテストを、四谷大塚では組分けテストが開催されます。夏にお勉強したことが身についているかを試すテストになりますが、その場で成果が出るのか…。答えは、

No

です!
よくよく考えてみてください。1月の終わりに志望校の過去問を解いたからと言って、その直後の入試本番で合格できるものでしょうか?そんなことないですよね。
中学受験の学習は、

長期記憶

と呼ばれるもので培われます。
受験期間中は、イヤというほど同じ単元を毎日、あるいは数か月毎にわたってお勉強します。そうすると、人間の脳は賢いもので、きちんと習ったことを忘れないようにしてくれるのです!
夏にやったことはこれまでの復習の内容とは言っても、勿論新しく学習した問題も出てくるでしょう。
ですから、夏期講習の“すぐ後”にその成果が出てくるわけもなく、秋以降に再度その単元を勉強し直す“少し後”に遅れて出てくるというわけです。

「もう9月…過去問もやらなくてはいけないのに、夏の成果が出なかった…どうしよう。」
なんて悩まなくても大丈夫。私は目の前で、お子様をこの夏ずっと見てきましたから。
夏前と夏後で明確な変化が現れたことは分かっております。それは、成績という目に視える指標ではなくて、“目に視えない”小さな、それでも確かな、暗闇に揺らめき浮かぶ炎のようなものなのですね。


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