秋以降の学習について~過去問の意義とは~ | 個別指導塾なら受験Dr.(受験ドクター)|中学受験専門プロ講師による個別指導塾 通塾・オンライン指導が選べる

秋以降の学習について~過去問の意義とは~

みなさん、こんにちは!たまプラーザ校のA.K講師です。

今月の校舎ブログは、私が担当させていただきます。

 

9月もいよいよ終盤を迎えて10月に入ります。

今年も暑かった夏も過ぎ、少し肌寒く感じることも増えました。

 

この夏休みはいかがだったでしょうか。

 

5年生までの皆さんは、夏休みに新しい単元をたくさん学びました。

夏に学んだ内容を活かして、秋以降はさらに実力を伸ばすことになります。

しっかりと学んだ内容をそのままにせず、復習に取り組んでください。

 

6年生の皆さんは、夏休みに今までやった内容の復習をおこなったことかと思います。

自分の苦手な単元はもう把握できていますか?

そして、秋からは、もう一度全単元を復習しつつ、志望校の過去問に取り組んでいくことになります。

最初のうちは、自分が思うような結果が取れず、悲惨な気持ちになるかもしれません。

 

しかし、結果ばかりがすべてではありません。

過去問演習には次の4つの意義があります。

 

①    入試に実際に出るであろう問題の傾向を体にしみこませる

これは当然ですね。各々の学校で出やすい単元を把握することはもちろんのこと、もっと具体的な出題のされ方をつかみましょう。

例えば、毎年速さの単元が出ることが分かっているとするなら…

「距離が同じ点に着目して、時間比と速さ比が逆になることを利用する」問題がこの学校では出る傾向がある!といった細かいところまで、過去問を何年分も解くことによって脳に記憶としてインプットさせる作業が必要になるわけです。

 

②    本番で焦らなくてもいいように、時間配分やペースを事前に計画しておく

これも過去問演習においては重要です。

例えば、早稲田中学校のように50分で大問が5題なら、1題にかける時間は平均で10分ほど。

しかし、「大問1は小問集合なので、合格点を確保するにはしっかりと見直しを含めて時間をかけなくてはいけないため、15分ほど費やそう…」といったように、後半の問題に備えて全体の配分を考える必要が出てきます。

大問の4や5なら、終盤だから捨てても良い問題だろう、というのは大きな間違いです。

問題文にルールが書かれていて、(1)はそのルールに従えば十分得点出来るような問題が配置されている場合も多いです。

しっかりと問題を解くペースについては過去問を通じて研究しておきましょう!

 

③    苦手な単元のさらなる把握

過去問で取れなかった問題を見返すことによって、自分の苦手な単元を把握することができます。

そうすれば、絞り込んで強化を図ることが出来ます。

 

④    メンタルを強くする

精神的な話になってしまいますが、日頃から入試問題に嫌というほど取り組むことで、難問に対しての抵抗感を減らしていくということです。そうすることによって、入試本番でも焦ることなく、落ち着いて普段通りの実力が発揮できるようになるわけです!

 

最初から過去問が解けるという人は少ないと思います。

合格点に及ばなかった方は、自分ができていない部分はどこなのか、どこができなければならなかったのかという点についてしっかりと向き合うようにしましょう。

 

最後に…

たまプラーザ校は今年の2月に開校したばかりのきれいな校舎です。

もちろん日々の校内美化も欠かしません。

 

ここでたまプラーザ校からのお願いです。

校舎にいらっしゃる時に持ち込まれたペットボトルなどのゴミは、ご自身でお持ち帰りくださるよう、ご協力をお願いします。きれいな環境が、生徒たちのやる気を引き出します!!

 

最後に、教室の一部を紹介します。

このきれいな環境で私達とで一緒に頑張っていきましょう!

 

たま


その他の『校舎ブログ』の項目一覧