さて、今こういうさくらちゃんみたいに、「他の教科も頑張っている。」「一生懸命やることはやっているのに算数が苦手になってしまう。」というような子供ですね。その原因を常時探って参りましたけど、その次ですね。じゃあ、大手塾とどういう風に付き合っていくか。まぁ大手塾のメリットというのは、これはさっと飛ばしまして、大手塾でそういう子が陥りやすい罠というところですね。
もう一番の例は、取捨選択出来ない。最初に手を広げ過ぎないというお話をしましたけれども、大手塾に行って言われた宿題をきっちりこなしている時点で既にもう、手を広げ過ぎて取捨選択が出来てない状態になります。他にカリキュラム上、一度穴が出来ると後戻り出来ないという話ですね。どこの塾でも、「大丈夫ですよ。スパイラル方式で2回転3回転同じ分野勉強しますからと、今分からなくても次に出てきた時に頑張ってやりましょう。」とおっしゃられますけども、それはまず無理です。
1回目に出てきた時にそこで理解しておかないと、2回目というのはもっと難しい形で出てくるわけですから、1回目は分かっている状態とそれを前提として2回目が出てくるわけですから。まぁ1回目。今分からなくても3か月後、半年後分かるだろうと。今分からないのに半年後に分かる動機がないですから、それはもう穴にならないようにし続けるしかないんですけども、いっぱい穴になったら後戻り出来ない。
他にも質問があって、先生も忙しいですからこなしきれないとか、担当講師がころころ変わっちゃうとか、そういう罠を見出すこといくらでもあります。うちの子はちゃんと言われることをしっかりやってるんだから、そのうち成績は上がってくるだろうし、頑張っていれば報われる。一生懸命やってないのは論外ですけども、一生懸命やっててもはまり込む落とし穴というのは本当にあるんだと。しかも、多くの子は結構はまってるんだというところを、まず理解して頂きたいと思います。うちの子だけではないということですね。じゃあそういう大手塾と上手く付き合っていって活用していこうという方法はないのかと。