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2016の素因数分解

皆さま、あけましておめでとうございます。

成城学園校の2016年最初のブログは、算数理科担当の桑田がお送りいたします。

さて、新年を迎えるにあたって、算数担当講師としては、2016の素因数分解を確認しておかずにはいられません。
6年生の皆さんには、これまでの受験勉強のどこかで素因数分解した経験がある人も多いでしょう。まだしたことがない6年生がいたら今すぐやってみてください!

ここ数年、

2013=3×11×61
2014=2×19×53
2015=5×13×31

と、なかなか渋みのある数が続いていたのですが、今年は、

2016=2×2×2×2×2×3×3×7

と、一気に弾けた感じで気持ちの良い(?)素因数分解です。

これを元にして…。
例えば「2016の約数は何個ありますか?」なんて問題が考えられますね。
答えは36個。
解法の丸暗記ではなく、原理まで理解できていますか?

ついでに述べれば、来年、2017は素数です!
こんなに弾けた直後に素数が来るとは、なんて味わい深い流れなんでしょう。

わたくし桑田は、このあたりの事実、2013年の年初あたりに気がついて、
一人でニヤニヤしておりました。
実に面白いですよね?



そうでもないですか…?
算数の先生って変な人ばかりだ、なんてどうか思わないでくださいね。

懲りずにもう少し続けると、

2016は1+2+3+4+…+63と表すことができます。
今年は平成28年でもありますが、28も1+2+3+4+5+6+7と表すことができますね。
1からの連続する整数の和として表せる数を、三角数と呼びます。
西暦と平成がダブルで三角数だなんて奇跡的!

さらには…。
2016÷28は何と割り切れて72。
西暦が平成で割り切れるという、こちらもなかなか珍しい。
平成14年(2002年)以来、14年ぶりの出来事です。

さて、こんな風に西暦が平成の数字で割り切れるような年が次にやってくるのはいつでしょうか?

…と問題にしたくなるのは、算数講師の悪い癖。

今年2016歳の西暦くんと、28歳の平成くん。毎年1歳ずつ年を取る。
ん?これはただの年令算ですね。だったら差に注目。
2016-28=1988
1988を素因数分解してみると…。

っと、気がつけば校舎ブログのはずが、すっかり算数ブログのような雰囲気になってきてしまったので、この辺にしておきましょうか。

まとめると、
□ 2016は弾けている。
□ 西暦2016年も平成28年も三角数。
□ その上2016は28で割り切れる!
そんなことをお伝えしたかった桑田からの新年のご挨拶でした!

さて、新年を迎えた成城学園校。
冬期講習は終わりに近づいていますが、受験直前期の6年生の授業はもちろんのこと、次年度のお問い合わせも多数いただいておりまして、皆で嬉しい悲鳴を上げています。

2月からの新年度スタートに向けた体験授業もすでに多数予定されており、
ありがたい気持ちとともに、講師陣一同、地域の皆さまのご期待の大きさに身の引き締まる思いです。

冒頭で、「あけましておめでとうございます」と申しましたが、中学受験生にとっての本当の「おめでとう」は2月初旬にやってくるはずです。
「あけましておめでとう」の1か月後、受験ドクターで学ぶ全ての受験生の皆さんに「合格おめでとう」の季節がやってきますよう、心から祈っています。
seijyoinfo20160105
受験本番に向けて、実戦モードの成城学園校ですが、プチしめ縄で新年をささやかに祝っています。
申年ですが、受験生たちをずっと見守ってきた猫ちゃんとともに…。


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