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重点校 城北中学校

城北中は2月1日、2日、4日に入試があり、特に2日は、海城や渋谷幕張など上位校狙いの子たちが受けてきます。そのためテスト内容も若干2日の方が難しくなっており、城北の先生も、2日の問題は難易度を上げていると仰ってました。

どんな内容?

算数に関して言うと、1日の算数は、オーソドックスないわゆる公開模試やサピックスオープン、合格判定などで解いたことのある一行題や大問が占めていますが、2日は、場合分けやいくつか書かせて規則性を自分で発見するなど、手を動かして解かせる作業を伴う問題を多く入れてきます。

その対策としては、

日頃から図形問題は必ずノートに描いて解く!

これは、強制的にやらせてはいなかったのですが、何も言わなくても図形をノートに描いて解く生徒の方が断然ポイントを見つけるスピードが速くなっています。個人的見解ですが、教えていてわかるのは、やはりそういう細かい部分です。一人の生徒がどういう式を書いているのか、どういう考えのプロセスで答えを導き出しているのかが個別だとわかります。例えば、角度を求める問題もただただ角度を見えるところから求めるというのではなく、角度の問題が出たら「二等辺三角形を探す」とか「正三角形を探す」という視点で問題を解いて行けば解けるのです。そういったことを踏まえて、図形を描いて解いてみると、必然的に「二等辺三角形」が現れてきたり、気づくことができるようになるのです。

一行題の解くスピードを速くする訓練

5年生の終わりから、1行題の特訓はするべきです。しかしどの塾も6年前半は再び単元ごとの学習に戻ります。土曜日特訓、日特などもありますが、いきなり演習では効果はありません。レベルの合った一行題の練習をする必要があります。「レベルの合った」というのがポイントです。しかも市販のテキストでは、私が見る限り「レベルの合った」一行題を取り扱った問題集はないのです。しかし個別ドクターでは、個々に合った演習ができるということです。

場合の問題は「組み合わせ」と「順列」の組み合わせ

つまり、色の塗り分けの問題がわかりやすい例ですが、5か所塗り分ける場所があって、4色しか使えないという場合は、①場所で場合わけ→「組み合わせ」どこに同じ色を塗っていいのか、その組み合わせを書き出しましょう。②どの色に塗り分けるか→「順列」順番を入れ替えて並べましょう。この①②のプロセスを踏んで解けるのが色の塗り分け問題です。このように、「組み合わせ」と「順列」の2つが組み合わさっている問題が、皆が苦手とする問題です。しかし、まずは書き出してみて、それを整理するときにどの手段を使うのかということが目的であることを忘れずに。くれぐれも解き方を覚えるという発想は捨てましょう!

今受験生の生徒さんも、これから城北を受ける生徒さんも、気づかなくてはいけないポイントを頭に入れるようにしましょう。ひたすら解き方を覚えるという学習ではなく、各単元でのポイントに気づける学習の仕方をしていってください。
「それがわからないんだよー」という方は、ぜひドクターにお電話ください!


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