入試問題は学校からのメッセージ | 個別指導塾なら受験Dr.(受験ドクター)|中学受験専門プロ講師による個別指導塾 通塾・オンライン指導が選べる

入試問題は学校からのメッセージ

kichijyoujiinfo20140915-1おかげさまで吉祥寺校は、生徒が急増し毎日活気ある教室となっております。ほぼ金曜日は満席となり自習するのも一苦労。熱気ムンムンの教室は、涼しくなった今でもクーラー全開です!

しかし、熱気ムンムンなのは、人数が多いからだけではないようです。6年生の本気モードが平均気温0.5°上昇させております。入試問題を解き始め、自分の弱点を知り2月までをどう過ごすかの自問自答が始まっています。そんな空気を肌で感じている5年生、4年生。9月は学校説明会、文化祭、学園祭が開かれます。ぜひこの機会にたくさん学校を見ておきましょう。

kichijyojiinfo20140915-2話しは戻って入試問題ですが、入試問題は学校からのメッセージと考えてください。どういう生徒が欲しいのか、入試問題を解くと自ずと分かってきます。例えば、算数で言うと、海城や世田谷学園は、5番、6番が要になっていて、緻密に調べたり、整理したりする能力が試されています。計算もややこしいものもあり粘り強く解けるかがポイントです。芝は、1番から難しかったり、一つ一つが複合問題になっていたり。つまり、速さの中に、和差算やつるかめなど2つ以上の要素やポイントがある問題が好きです。立教女子や普連土などは物語風の会話式問題が必ずでています。JGはスピードと正確さと緻密さを兼ね備えた問題が多いですね。

ここで言いたかった事は、志望校の過去問をしっかり解いて、何を欲せられているのかを読み取るように問題を解いて行きましょう。敵を知るという事が大切です。算数の問題を作っている中学の先生方は、あるポイントを問題にちりばめて「そこに気付いて欲しい」というメッセージを込めているように感じます。
一つ一つの解説は、個々に行なうとして、ひとまず、そういう視点で問題を解いてみてください。6年生だけでなく、5年生でも解ける問題はたくさんあるよ。4年生はちょっと待っててね。


その他の『校舎ブログ』の項目一覧